忙しくてファシリテーションを学ぶ時間が作れません
田原です。こんにちは。
ファシリテーションスキル入門について、たくさんのお問い合わせをいただいています。
その中で、一番多いのは、
「仕事が忙しいので、受講できるかどうか心配」
というものです。
夏休み中とは違って、授業が始まってしまったら、授業の準備や、様々な業務があって、いっぱいいっぱいの方もいらっしゃると思います。
実際、最初にお申込みいただいている方は、会社経営者など、教師以外の方で、時間に融通が効く方の割合がいつもよりも多いです。
受講してみたものの、ほとんど参加できなかったということだと、参加者にとっても、運営側にとってもよいことではないので、課題の量をはっきりさせて、判断できるようにしたほうがよいと思って、メイン講師の福島さんに、どのくらいの課題を課す予定なのか、うかがってみました。
Q.予習は、どのくらいの分量なのですか?
A.どんぐり教員セミナー、または、配布するパワポ資料を見て、関連する基本事項をおさらいするのが予習になります。
見たことを一度、言語化しておくと頭に残りやすいので、
「傾聴とは何ですか?」
といった概念の確認などを課題に課す予定です。
個人差はありますが、1週間につき30分程度の予習を課すつもりです。
Q.どんぐり教員セミナーやパワポ資料をスマホで見れば、隙間時間で予習を終えることができますね。
A.はい。昼食を食べているときとかにスマホで動画を見て、宿題に関するところを画面キャプチャしておいて、あとでMoodleに書き込むようにすれば、改めて別に予習時間を作らなくても大丈夫だと思います。
Q.復習は、どのくらいの時間ですか?
A.オンラインのセッションが終わった後に振り返りシートに記入してもらいます。これも個人差はありますが、15分くらいで終わる量にするつもりです。
Q.ということは、個人差はありますが、1週間で、講座に使う量は、30分の予習、90分のリアルタイムセッション、15分の振り返りシートということですか?
A.はい。それだけやれば参加義務を果たせます。あとは、余力に応じて、Moodleの相互コメントを書き込んだり、関連資料を読んだり、それは、個人の状況に応じてやってもらえればと思っています。
今回は、必ずやらなければならないという義務の部分を少なめにしています。
それは、多くの人に参加してもらいたいからです。
余力がある人には、それに応じて資料を提供したり、フォーラムで相互コメントして気づきを深め合ったりして、さらに学べるようにしています。
また、週に1回、松嶋ルームを開き、ビデオチャットでつながり、受講者同士での交流を深めることもやります。
前回のAL型授業のときは、ずっと4-5人の参加でしたが、最後のルームにはたくさんの人が集まり、3つのルームを開くことになりました。
AL型授業について興味のある人同士で、熱い話があちこちで繰り広げられ、宴会みたいになっていました。
僕は1時間ぐらいで抜けましたが、最後まで残っていた人たちは、なんと1時過ぎまで話していたとか。
それをきっかけとして、Facebookなどでつながって交流がはじまり、それぞれの活動を、お互いがエンパワーしています。
僕は、この状況をファシリテーションについても作りたいと思っています。
ファシリテーションスキルをオンラインで学んだ人たちは、そのあともFacebookなどで繋がって、いろいろな課題をシェアしながら、講座が終わっても学び合いを続けていくことでしょう。
それは、AL型授業スキルアップ講座が終わった後に起こっていることです。
もちろん、福島さん、松嶋さん、そして、田原も、皆さんと一緒に学び合いに加わります。
この講座は、そのような継続的な学び合いのチームを作るための場を提供するという意味もあるのです。
今日、Facebookの投稿を見ていたら、福島さんに会ったことのある人が、福島さんの印象を、
温和で知的、強い使命感を持っている人
と書いていました。これは、僕の福島さんへの印象と同じです。
声が大きい人が周りを従えていくのではなく、温和で知的、強い使命感を持っている人の周りに、自然に渦が広がるような社会にしたいです。
ファシリテーションスキルは、そのためのカギを握るものだと思っています。
本日(28日)24時が申し込みの締め切りです。
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