第9回反転授業オンライン勉強会「生徒が語る反転授業」参加者の感想(第1部)

5月20日に実施した反転授業オンライン勉強会では、山口県立萩商工高校の松嶋渉さんに生徒のインタビューを交えて反転授業の実践を報告していただきました。

松嶋さんのPDF資料は、「反転授業の森」で公開しています。

本日は、参加者の皆さんの感想をアップします。

 

第1部 松嶋渉さんの発表への感想

 

遅れての参加でした。
松嶋先生の人柄もあると思いますが、生徒の率直な意見が聞けて良かったです。思った以上にスマホの視聴率が高かったのが参考になりました。
動画の質の良さが思った以上に求められているということが分かり、大変参考になりました。また、通勤時間中に見ることや、PCの立ち上げが面倒くさいなどの理由でiPhone利用者が大多数というところも、画面構成においてとても貴重な意見だと思いました。今後も対象となる生徒さんがメインで使うデバイスは何かということを意識していくことは大切だと思いました。
生徒のビデオに対する要求は高い
スマホで見るのが多い
2分から6~7分の動画
一回聴いても分からないので繰り返し聞く
予習する習慣が着いているので動画もみてくる
「やってみる」
ティーチングは縦の関係
コーチングは横の関係
演習型のALをしている
なるべく多く解かせるための反転コストパフォーマンスを考え完璧を目指さない
生徒同士でというのは難しいのではと思うのですが、そのあたりのコーチングはどのようにされてますか? できるできないははっきりしているので今回のところは
意見を出させるというところはファシリテーション必要
生徒の率直な感想が聞けたので参考になりました。反転授業の動画づくりまでは現在手が回らないのですが、勉強会で頂いたアイデアを日々の授業に取り入れたいと思います。いっぱい失敗して少しずつ改善していきたいと改めて感じました。
生徒の感想を今年は聞いていないので(特に反転授業はまだ実施していないので)、とても参考になりました!

全然自分が想定していなかった観点からのコメントが多く面白かったです。

チャット欄のやり取りも示唆に富んでいました。

AndroidやiPhoneで学習する生徒が多く、またLAN環境もそこまで揃ってないため、画像や音声についての問題指摘はもっともだと感じました。
いかに軽くて、スマホでも、問題ないコンテンツにすべきなのかを痛感しました。
ただ、そんななかで、かなり積極的に生徒が予習をしていること、また生徒同士が教え合うという高度な取り組みも積極的にされているということが非常に驚きました。
先生のファシリテーション力なのでしょうが、ぜひともコツを教えていただきたいです。
生徒さんの生の感想や意見をキチンととっておられる松嶋先生に敬意を評します。過去、正規の学校教育で学生や生徒の立場として意見を聞いてもらうことはまったくありませんでした。ビジネスの世界でいう生産者の論理とかプロダクトアウトの発想では教育が良くなるとは思っていませんでした。こうした生徒からのフィードバックを普及させ社会と生徒の役にたつ教育内容、制度にしていきたいものです。
先生の教材の内容は初めて見させていただきました。私のところの大学の物は、オリジナルにこだわり過ぎで制作に時間がかかります。それに比較して非常にシンプルな内容で新鮮でした。教科書を画面に写すことから著作権にこだわられる理由も今回よくわかりました。
教材も生徒のコメントもとてもリアリティに溢れていて状況やメリット,課題が良く分かりました.
情報提供ありがとうございました.
まず、松嶋さんのチャレンジングな姿勢(生徒に対しても、このような取り組みを皆さんに公開することも含めて)、に敬意をはらいたいと思います。本当の意味での生徒さんたちの生の声を聴いているなと感じましたし、それは、ざっくばらんに話をすることができる関係性ができているということだと思いました。

内容についてですが、生徒の嗜好によるかもしれませんが、満足度は個人に寄って非常にばらつきがあるということを教えられました。全員の満足度を高めるというやり方いいのかどうか一度考える必要性があるように思います。(むしろネットの特性を個々人に対応した個別性を伸ばす要素を見つけていくのもありだなと考えました。)

私がかかわっている塾でも、生徒はほとんどPCは使っていません。FBなどSNSも使わず、もっぱらLINEのようです。

なので、動画はよいとしても、PPTのような文字ベースのプレゼンシートは、あまり馴染まないのかなと感じました。(スマホの場合、画面そのものが小さいですし...)

とはいえ、生徒はみなさん、好奇心を持って取り組んでいるので、要望が高いし、クォリティも要求していることが分かりました。ちょっとしたアニメーションや、独自のキャラクターを登場させてコンテンツに花をそえるとより効果的になるのではないかと思います。

 

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