近畿大学附属高校ICTオープンスクール

12月16日に近大付属高校でICTオープンスクールが行われました。

僕は、残念ながら行くことができませんでした。

第1回反転授業オンライン勉強会でお話してくださった芝池先生の数学の授業、見学したかったです!

中西先生の英語の授業が、どのように行われているのか、この目で見たかった!

Facebookグループのメンバーの方たちが多数参加して、レポートをブログなどにUPしてくださっているので、リンク先を紹介し、感想を書きたいと思います。

 

●古山さんのレポート

近畿大学附属高校 ICTオープンスクールに参加してきたってばよ!数学編

武雄市の反転授業用の算数の講義を作成しているワオ・コーポレーションの古山さんのブログで紹介されていました。

「先生が授業をしない公開授業」というところが、大きなインパクトを与えたようです。

実際には、予習動画の中で授業を行っているわけですが、教室を見に行くと、生徒が勝手に話し合ったり、問題を解いたりしている様子しか見えず、教壇にいるはずの先生がいない・・・・。

これは、長年、慣れ親しんだ授業光景とは大きく異なるものなので、驚いた方も多かったんじゃないかと思います。(僕も、驚きに行きたかった)

ジグソー法を取り入れて、協働学習をしている生徒に対する古山さんの分析の中で、とても鋭いなと思ったのは次の部分。

—– ここから引用 —–

一つ目は、人に説明するということの難しさを知る

二つ目は、その説明を聞いて、人に伝えるという難しさを知る
ということです。
これは今までの授業では絶対に経験できない
「みえない学力」だと思います。

社会に出たらこの二つの力はすごく必要ですよね。

自分の企画を相手に伝えるプレゼンテーション能力と
人の意見を聞いてそれを第三者に伝える能力
これは数学という領域を越えています。
だからこそ面白いし、もっともっと改良できる授業だと思いました。
—– 引用ここまで —–

以前、芝池先生からお話をうかがったときに、「生徒に社会人基礎力をつけさせる必要性を強く感じていて、それを授業の中でやりたい」とおっしゃってたことを思い出しました。その理念が実際の授業に確実に反映しているんですね。

古山さん、ありがとうございました!

●福島さんのレポート

iPadと反転授業の導入レポート ~12/16近畿大学付属高校ICTオープンスクール~

「反転授業の研究」のリーダー的な存在である福島さんも、ICTオープンスクールのレポートをUPしてくださいました。

このレポートを見ると、授業が具体的にどのように行われているのかがよく分かります。

これまで、芝池先生の授業では、授業中にどのようにiPadを使っているのか分からなかったのですが、福島さんのレポートでイメージできました。

—- ここから引用 —–
全員がiPadをつねにONにして、黒板の板書や配布プリントの問題を拡大したり、それに書き込みをするなどして教え合っていました。
iPadに書き込みながら問題のわからない点を指摘したり、他の生徒に教えるという活動ができる点が優れているように思えました。
改善点としては、他の生徒への「教え方」を丁寧に予め説明しておき、徹底すると良いと思いました。
あと、どれだけの理解ができたかを生徒がお互いに質問しあいながらチェックできるようになるとさらに効率的に学習が進むように思えました。
—– 引用ここまで ——

ジグソー法では、担当者が理解をグループに持ち帰って説明するので、その際に、黒板の板書を写真に撮ってきたりするんでしょうか。

教え方を指導する、互いに質問しながら理解度をチェックするというのも、非常に参考になるアイディアだと思いました。

また、中西先生の授業のやり方について、どのように進めているのかが少し分かりました。これは、まだイメージできない部分が多いので、引き続き、情報がほしいです。中西先生のブログにも、実践内容が書いてありました。

最後に、芝池先生と中西先生のブログを紹介します。

芝池先生のブログ「反転授業研究会」  近畿大学附属高校 ICTオープンスクール終了

中西先生のブログ「反転授業への道」  昨日はありがとうございました。

●Facebookグループ「反転授業の研究」では、591名のメンバーがアクティブに活動しており、様々なコラボレーションも生まれています。

参加希望の方は、こちらから追加申請してください。

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