たとえ話で分かる!「ID理論を使って授業改善をしてみよう」
田原です。
2/23日から4週間で実施するオンライン講座「インストラクショナルデザイン(ID)の理論を使って授業改善をしてみよう」
ワークショップ型のオンライン講座は、日本でもまだまだ珍しいものなので、インストラクショナルデザインをオンラインで学び合いすると、どんなことができるようになるのか?
ちょっとイメージするが難しいという方もいらっしゃると思います。
そこで、「インストラクショナルデザイン(ID)の理論を使って授業改善をしてみよう」の講座のイメージを、たとえ話で伝えてみたいと思います。
それでは、たとえ話スタート!
★ID星からきたヨネシマンとアサダマン★
ユフさんは高校教師。
反転授業を導入して英語を教えています。
「今年の授業も終わり。来年、どうしよー。」
「アクティブラーニングに乗ってきた生徒と、そうでない生徒がいたんだよなー。どうすればいいのかな。」
ヨネシマン「IDの理論にヒントがあるかも。じぇじぇ!」
「あ!ヨネシマン」
「生徒にもっとやる気を出してもらいたいだよね。どうしたらいいのかなー。」
ーーヨネシマンは、口からARCSモデルを取り出したーー
「なるほど。私の授業には、R(関連性)の部分が欠けていたのかもしれない。」
「でも、どうしたら、私の授業にRを組み込めるだろう??」
仲間たち「私はこうやってる。私はこうやってる。私はこうやってる・・・・・・・・・・・・・」
へぇーーー。いろんなやり方があるのね。仲間たちのやり方を見ていたら、自分のやり方を思いついちゃった。
でも、問題はそれだけじゃないのよね。
授業がうまくいったかどうか、いつも何となく、直感で判断していたんだけど、もっとちゃんと判断できないのかなー。
アサダマン「目標記述をやるといいよ。シュワ!」
「あ、アサダマンだ!」
「確かにそうね。目標がはっきりしていなかったから、うまくいったかどうかの判断もできなかったのね。だから改善もしにくいのね。」
ーーアサダマンは、ADDIEモデルをテレパシーで送ってきたーー
なるほど。改善していくための仕組みを作っておくわけね。
でも、実際に目標を記述しようと思ったら、どう書いていいかわからないんだけど。。
仲間たち「私はこうやってる。私はこうやってる。私はこうやってる・・・・・・・・・・・・・」
そうか。そうやればいいのか。やり方が分かってきた。
「じぇじぇ!」「シュワ!」
このようにして、ヨネシマン&アサダマン&仲間たちとの学びは4週間続き、ユフさんの授業は、どんどんブラッシュアップされていったのであった。
★たとえ話終了★
このたとえ話を作ったら、江藤由布さんが、これをビデオにしてくださいました。
とりあえず、これを見てください!!
ID講座一人芝居(2015-02-09 10.16) from eigotokka on Vimeo.
オンライン講座では、運営ボランティアも合わせて30-40名での学び合いを行います。
IDの理論を学び、専門家の米島さん、淺田さんが考えた問いを手掛かりに、自分の授業を振り返ります。
そのときに、一緒に学んでいる仲間の取り組みをMoodleのフォーラムですべて見ることができます。
5-6人のグループを作り、ワールドカフェ形式でメンバーを入れ替えながら、多くの人の考えを参考にしつつ、学んでいくことができます。
この「仲間たち」の存在が、あなたの学びを促進してくれると思います。
つまづいたときには、米島さん、淺田さんから適切なアドバイスをもらうことができます。
4週間で、授業を様々な角度から見直すことができ、いろんなアイディアが湧き、希望に溢れて新年度に向かうことができると思います。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
最近のコメント