第17回反転授業オンライン勉強会―筒井洋一さん(京都精華大学)
「反転授業の研究」の田原真人です。
反転授業やアクティブラーニングを導入する方の多くは、学習者の主体的な学びを引き出すことを目標にしているのではないでしょうか?
主体的な学びを引き出すためには、教師がコントロールを弱め、生徒が自由に活動する場を創る必要があります。
しかし、教師と生徒という小学校から続く固定化した役割は強固なものがあります。
どうしたら、生徒が枠組みから出て行動することを支援できるでしょうか?
この問題に対して、先進的な取り組みをしているのが、京都精華大学の筒井洋一さんです。
筒井さんの取り組みをうかがって衝撃を受け、昨年の12月には、実際に大学を訪問して、学生に交じって授業を受けてきました。
京都精華大学「情報メディア論」を見学して
今回の勉強会では、筒井さんにお話ししていただき、みんなで話し合いたいと思います。
事前にこちらの問題提起がされていますので、お読みください。
・大学の大講義において、教員は無力なのか?
・大学の授業に第三の道を見つけたい!
・学外の人がどのように授業に関わるのか1—授業協力者(Creative Team:略称CT)という役割—
・学外の人がどのように授業に関わるのか2 —見学者という役割—
日時:2/17(火) 21:30-23:00
場所:オンラインルーム WizIQ
参加費:無料
登壇者:筒井洋一さん(京都精華大学)
タイトル:授業をオープンにし、つながりをフラットにすると、何が変わるのか —協力者や見学者が学びを変える—
※第2部では、ビデオチャットを使ったグループワークを行いますので、ビデオチャットの用意をお願いします。ビデオチャットの用意をされていない方は、メインルームでテキストチャットによるグループワークとなります。
授業をオープンにし、つながりをフラットにすると、何が変わるのか —協力者や見学者が学びを変える—
筒井洋一さん(京都精華大学)
(内容)
文部科学省が進める次期学習指導要領にアクティブラーニングが盛り込まれ、大学でも同様の動きが始まっています。これは、これまでの知識注入型の教育から、学習者による能動的な学習の大切さが認識されてきた証拠です。
これまでの教育改革は、コンピュータやiPadなどの機材の導入、アクティブラーニングや反転授業などの教授法・教材・カリキュラムの改革などがおこなわれてきました。私もそれを取り入れていますし、とても意味のあることだと思います。
しかし、私は、教育改革においては、できるだけ原点を大切にしたいと考えています。これまでいろいろの改革はありましたが、学習の原点である「授業=教員と学習者だけの閉鎖的な学習環境」には誰も手をつけませんでした。
今回の問題提起では、そこを考えて見ようと思っています。もし授業をオープン、かつフラットにすれば、学習環境はどのように変化していくのでしょうか。未体験ゾーンへようこそです。
もちろん、私のようなドラスティックな取り組みがすべてだとは思っていません。むしろ、みなさん自身の学習環境を一度見直してみるきっかけを提起できればと考えています。
では、よろしく。
●問題提起の目的
教師と学習者の閉鎖的な学習空間を見直すことで、教育の未来を考える
●問題提起の目標
自らの学習空間を見直すことができる
教師や学習者の役割を見直すことができる
他の人(受講生でも、外部者でも)と授業について相談してみることができる
●ルームに分かれた後の話し合いのテーマ(案)
「自分の授業をオープン、またはフラットにするアイデアを考えて見よう」
お申し込み方法
(1)このページからお申し込みください
(2)自動返信メールに参加方法が書いてありますので、指示に従って参加してください。
※自動返信メールの内容
【入室準備】
Windowsの場合は、下記のページからデスクトップアプリをダウンロードしてインストールしてください。
http://www.wiziq.com/desktopiPadからの参加の場合は、WizIQのアプリをインストールして下さい。
Macの場合は、ブラウザで直接ルームのURLにアクセスしてください。うまくつながらない場合は、ブラウザを変えてみてください。
自動返信メールに書いてあるルームのURLをクリックすると、「Launch Class」というボタンが現れますので、それをクリックしてください。
Screen Nameの記入を求められますので、お名前を入力してください。
【入室方法】
上記の準備を終えた後、自動返信メールに書いてあるURLをクリックすると、自動的にWebルームにつながります。
初めて参加する方は、以下の動画をご覧ください。
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