教師に迫られる選択!あなたはどこに立つのか?
田原です。
こんにちは。
40歳を超えて、時間は有限だという思いが強まってきました。
1年、1年をとても貴重なものだと感じています。
新しいものに挑戦し、その体験を言語化し、大急ぎで自分の思考の抽象度を高めていく必要性を感じています。
物事を深く理解しないと、効果的な行動を起こすことができないからです。
様々な決断を下すときに、準備ができている状態にしておきたいからです。
反転授業に関わるようになってから、教育について掘り下げて考えるようになりました。
正直言って、予備校講師として講義だけをしていたころは、受験という枠組みありきで考えていたのですが、FBグループでいろいろな方の考え方に触れ、視野を広げることができました。
その中で、自分なりに問題点のありかが見えてきました。
それは、教師が「学習者の立場に立つのかどうか」ということです。
もう少し詳しく説明しますね。
教育には、
(1)国からの要請に応える
(2)社会からの要請に応える
(3)学習者に生きていく力をつける
という3つの側面があると思います。
教師は、これらの間に挟まれた存在だと思います。
国や社会には、それぞれ望ましい人間像があり、それに従ってカリキュラムが組まれたり、人材として受け入れたりしています。
教師は、様々な制約と要望、期待の中で、生徒を教育し、送り出しています。
この3つが矛盾なく結びついているときには、教師は難しい選択を迫られることなく仕事に邁進することができます。
しかし、現在のように、これらに矛盾や対立が生まれると、教育に携わる者は、選択を迫られることになると思います。
反転授業に取り組むようになり、上記のようなフレームで考えるようになって悶々としていたときに、小林先生のブログに出会いました。
アクティブラーニングや反転授業を行うというのはどのような意味があるのか?
「Guide on the side」とは、どのような立場に立つということか?
抱えていた疑問に、これほど正面から回答してくれているものは、他にはありませんでした。
夢中になって、ブログ記事を読み漁りました。
長いのですが、ぜひ、皆さんにも読んでいただきたいので、連載記事を引用します。
(3)「明治維新」「第二次世界大戦敗戦」に匹敵する大転換点?!
(4)工業化社会の特徴
(5)1%のリーダーと99%のフォロアーを育成する工業化社会の学校システム
(7)学校パイプライン説
(8)ヒドゥンカリキュラム
(9)「学校パイプライン」と「ヒドゥンカリキュラム」が全部悪いわけではない。
約1年前、このブログ記事を読み、小林さんにメールを送り、スカイプで話をしました。
そして、第1回反転授業オンライン勉強会を実施することになりました。
すべては、このブログ記事を読んで、反転授業を行うという意味を深く認識したことから始まった気がします。
小林さんの実践を広げる手伝いをしたいと思い、オンライン講座を構想しました。
構想から1年たち、あのときの思いがようやく形になりました。
来週から、AL型授業実践スキルアップ講座がスタートします。
自分が望む「教育のあり方」が実現するように、最初は少ない人数でも、同じ方向を向いている方たちと気持ちを揃えて壁を押していきたいと思います。
申し込み締め切りは明日(20日)24時!
※20名限定です。
★お知らせ
AL型授業実践スキルアップ講座の申込者、または、申し込みを検討している方へ
明日(20日)の22:00-22:30でWebルームGotomeetingの接続テストを行います。
講座についての質問も、そのときに受け付けます。
明日22時にPCからこちらのURLにアクセスしてください。
https://global.gotomeeting.com/meeting/join/423146405
※自動的にアプリがインストールされ、ルームに接続されます。
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