ドラマが起これば、未来がやってくる

田原です。こんにちは。
 
12/15-18で、京都、大阪、東京を周り、たくさんの方とお会いして来ました。
 
今まで、スカイプで対談させていただいた方に、実際に会って、リアルで話をうかがうと、問題意識はすでに共有しているので、いきなり本題から話し始めることができるのが、不思議です。
 
京都では、京都精華大学の筒井洋一さんと、home’s viの嘉村賢州さんにお会いする機会がありました。
 
お二人ともファシリテーターとして授業されたり、イベントされたり、しているわけですが、その二人が共通して発しているメッセージがあり、僕の意識も、その影響で変容しつつあります。

それは何かというと、
 
「過去から継続して未来へ続いているのではなく、過去とは不連続に、向こうから未来がやってくるという感覚」

僕は、これまで、「自己組織化」ということを掲げながら、過去の思考の延長線で未来を捉えていたと思います。

しかし、自己組織化というのは、言ってみれば、「相転移」ですから、変化前とは不連続に訪れる未来なわけです。
 
バラバラだったベクトルが、少しずつ揃ってきて、あるとき、バシバシバシーとベクトルが揃って強力な磁石になるようなものだと思います。

そういう未来が来ることを信じて、一人一人が自分のベクトルについて表現していき、周りの話を聞いていき、影響し合っていく。
 
そうしているうちに、それをどこか知らない人が見ていたりして、向こうからつながってくるというようなことも起こる。
 
みんなが一歩を踏み出して手を繋ぐことによって、ドラマが起こり、ストーリーがどんどん展開していく。

こういう一連の流れは、体験してみないと分からないです。
 
1年間、いろんな体験をしたおかげで、

「ドラマが起これば未来が来る」

ということを、だんだんと信じられるようになってきました。
 
筒井さんの授業や、嘉村さんの対話セッションは、まさに、ドラマを起こして、未来がやってくるのを待つというものだと思います。

そして、その体験を通して、未来がやってくることを信じられる人を育てていっているのだと思います。

未来がやってくることを信じられる人が、
未来を創る人ですね。

授業でアクティブラーニングを行う意味が、また、一つ見つかりました。

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