熊本×反転G vol.7 〜自主避難所の運営。震災からこれまで、そしてこれから 〜 6/26

6月26日(日)のお話会でゲストになってくださった野村順子さんの録画を公開いたします。

・なぜ野村さんが震災直後から状況を判断しながら自ら避難所を運営していけたのか
・熊本震災のニュースが他県で話されなくなってきた今、被災者、支援者はどのような局面を迎え、どのような気持ちで過ごしているのか
・野村さんの視点から、被災者ではない私たちができること、これから熊本復興に必要だと思われること

など知ることができます。

ぜひこの録画をご覧いただき、改めて熊本震災のことについて考えていただけたらと思います。
no.1

no.2

熊本×反転G vol.6 〜地元の生活や状況を語ってもらう会再び〜 5/18

5月18日に行った熊本×反転G vol.6 〜地元の生活や状況を語ってもらう会再び〜 の録画動画をUPします。

スピーカーは熊本市東区で保育園を経営する北崎恵理さんです。

印象に残ったのは、次のようなことでした。

「避難所に託児所が立ち上がって子どもが溢れ、ストレスが溜まっている一方で、否認化の保育所は子どもが避難によりいなくなって経営が苦しくなっている。需要と供給を柔軟にできないのか。」
 
「震災後の子どもの問題行動が、出はじめている気がする。でも、初めてのことなので、本当にそうなのか、見方が分からない。」
 
「自分たちで動かなくてはならないので、どう動いたらいいのかの参考になる情報をもらえるのが助かる。」

「上のほうでやり取りしている感じで、日常生活のところは放置されている気がする。日常生活は待ったなしで進んでいく。」
 
動画をご覧ください。
 

熊本×反転G vol.4 〜東北のあのころは熊本のこれから〜 4/29

4/29(金) 21:00-22:30に実施しました。

東日本大震災の体験を共有する試みの第2弾ということで、宮城県にある東北学院中学校・高等学校教諭の名越幸生さんにお話をうかがいました。

東北学院中学校・高等学校教諭・名越幸生さん(1)

 
東北学院中学校・高等学校教諭・名越幸生さん(2)

熊本×反転G「支援を反転する〜熊本でこれから起こることを経験者に聞く会〜」4/25

4/25(月) 21:00-22:30に実施しました。

スピーカーは岩手県立花巻北高等学校校長の下町壽男さんと、陸前高田市で避難所運営をされている佐藤一男さん
 
前回のvol.2では、6名の熊本県在住の学校の先生が宇土市、阿蘇市、高森町、熊本市東区(益城の隣)などの現状を、写真や中継映像を交えて教えてくれました。

話す側・聴く側双方にとって貴重な機会であるとともに、「安心安全の場」とはこういうものか!と実感しました。

第3弾は東日本を時の話を聞いてみる会を実施しました。
この後熊本では、日常ではない日常生活が始まります。
何が起こるのか、 何をしてきたのか。
経験者にいろいろ聞いてみました。

1)岩手県立花巻北高等学校校長の下町壽男さん

2)桜ライン311(陸前高田市) 佐藤一男さん

熊本×反転G vol.2 〜地元の生活や状況を語ってもらう会〜 4/22

4月22日に、Zoomに集合し、熊本から地元の生活や状況を語っていただきました。

1)八代清流高等学校教諭の豊田拓也さん。

2)熊本市内高校教員の寺本幸信さん

3)翔陽高等学校教員井上梢さん

4)東稜高校教員豊永亨輔さん

次回は、4/25(月) 21:00-22:30
【zoom×kumamoto vol.3 〜熊本でこれから起こることを経験者に聞く会〜】

スピーカーは岩手県立花巻北高等学校校長の下町壽男さん。
第3弾は東日本を時の話を聞いてみる会を実施します。
この後熊本では、日常ではない日常生活が始まります。
何が起こるのか、 何をしてきたのか。
経験者にいろいろ聞いてみましょう!

以下のグループが主催していますので、興味のある方は、グループへ参加申請してください。
「熊本X 反転G 支援を反転する」フェイスブックグループ
https://www.facebook.com/groups/1184907291520560/

熊本×反転G 「支援を反転する」

オンライン教育プロデューサーの田原真人です。

熊本地震について、私たちにできることはないだろうかという想いから、4月18日の夜、倉本龍さんの発案でZoom対話が行われ、熊本と各地を繋いで2時間以上、話をしました。

熊本から、 溝上広樹さんと、 前川修一さんが参加してくださいました。

それぞれが、自分たちの想いとつながりながら語り、耳を傾け合い、様々なアイディアが出てきたのですが、始まってから1時間半ほどたったところで 筒井 洋一さんから出てきた「支援を反転する」いうアイディアは、反転Gで学び合ってきた自分たちの在り方を象徴するようなもので、そのアイディアが出てきたことで、視界が開けた気持ちになりました。

熊本に住み、福岡の高校で勤務する前川修一さんは、倫理の授業で「地震と人間」という授業を行ったそうです。

http://blog.ict-in-education.jp/entry/2016/04/18/171833

前川さんが勤務する明光学園高校には、熊本から通っている生徒もおり、生徒によって地震体験に大きな差があるそうです。

しかし、私たちがこのグループで学んできたのは、「違いは、学び合いのエネルギーになる」ということだと思います。

それを、この状況で、まさに実践された前川さんに心から感謝の気持ちを伝えたいです。

昨日のZoom対話でも、同じことが起こっていました。

熊本で地震を体験している人と、別の土地にいて直接体験していない人とが話すことによって、オンラインの場に循環が起こり、その場から、双方がエンパワーされるという感覚がありました。「発信することで、発信者の自己肯定感が高まり、エンパワーされる」というのは、アクティブラーニングの実践を通して、私たちが気づいてきた大切な仕組みだと思います。

溝上さんが、落ち着いた様子で熊本の状況を話してくださり、それによって、場に安心感が広がっていきました。また、そのことは、溝上さんをエンパワーすることにも繋がっているように感じました。

筒井さんのアイディアに乗って、「支援を反転する」というプロジェクトを始めたいと思います。

熊本からZoomで発信してもらい、それに耳を傾け、拡散していきたいと思います。

「違いは学び合いのエネルギーになる」が、もっと広い範囲で起こるように動きを起こしていきましょう。

2016年4月18日熊本より

(1) 前川さん所感(6:30)

(2) 前川さん・溝上さんの現地情報共有(4:13)

(3) 阿蘇地域の現地からの情報(12:49)

(4) 熊本県民愛(7:23)