コーチングにおける傾聴の重要性
田原です。
こんにちは。
僕は、高校野球のコーチを5年ほどやっていたことがあるんですが、ある程度、教えていくと壁にぶつかるんです。
バットを長く持つとか短く持つとか、足を上げるとか上げないとか、そういう一つ一つの動作には、その子なりのこだわりがあるので、こちらから見て、欠点を直そうと思って上から、こうしろああしろと言うと、そのときは、「はい!」といって変えるんですが、すぐに元に戻してしまいます。
これは、コーチをやっているときに感じていた悩みでした。
みなさんも、同じような経験ありませんか?
あるとき、練習後に、思い立って生徒からいろいろと話を聞いてみると、僕が考えていなかったようなことを、考えていたりするわけです。
「短く持つとバットが手から滑りそうだから、長く持っている」
「足を上げないで打っていたらタイミングが取れなかったのが、上げたら取れるようになったから、これだと思った」
とか、生徒なりのこだわりがありました。
それに対して、
「なるほどねぇーー」
と話を聞くと、そのことによって、関係性が変わってきて、こっちのアドバイスも聞いてくれるようになりました。
田原コーチは、自分の言っていることも分かった上でアドバイスしているんだというように思ってくれたようでした。
相手の気持ちをいったん受け止めるということが、コーチングをする上で、とても大切だということを感じた体験でした。
まあ、これは、たまたまうまくいった例で、指導に失敗したケースもたくさんあります。
今日、ご紹介する福島さんの動画では、「傾聴」がテーマです。
この動画を見て、野球のコーチ時代のことを思い出しました。
動画をきっかけに、自分のこれまでの体験を振り返り、言語化すると、何をやったらよいのかがはっきりしてきます。
こちらの動画、ファシリテーション・コーチングスキルを学ぶ上で、とても参考になります。
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