第13回反転授業オンライン勉強会「ファシリテーションスキル」
反転授業やアクティブラーニングでは、教室活動において、生徒が主体的、能動的に学ぶことが重要になってきます。
そのために、教師は、どのような働きかけをしたらよいのでしょうか?
一斉講義型の授業とは違ったスキルが必要になってきます。
生徒がグループ活動を円滑に行うことを支援するスキル、つまり、ファシリテーションスキルが必要になってくるのです。
反転授業やアクティブラーニングでは、「壇上の賢人から、学習者に寄り添う導き手」に変化します。しかし、教師の多くは、そのためのトレーニングを受けていません。
ファシリテーションスキルとはどういうものなのか?
そのスキルが、教室で具体的にどのように使われるのか?
2回シリーズで学んでいきたいと思います。
第13回の勉強会では、Link and Create代表の福島毅さんと、熊本県立高校生物教諭 溝上広樹さんにお話しいただきます。
チャットボックスで、直接、登壇者に質問することができますので、ふるってご参加ください。
第2部では、3通りの方法でオンライングループワークに参加できます。
・ビデオチャット(大推奨)
・ボイスチャット(推奨)
・テキストチャット
今回は、ビデオチャット&ボイスチャットの方のみ小グループでのグループワークを行い、テキストチャットの方はメインルームに残って司会者とのセッションとなります。
ビデオチャット・ボイスチャットで参加の方は、Webカメラやヘッドセットをご用意ください。ノートPCの内蔵マイクで参加の方は、ハウリング防止のためヘッドフォンを着用ください。
※第1部だけの参加も可能です。
日時 : 9月23日(火) 21:30-23:15
テーマ:「ファシリテーションスキル」
場所 : Web教室 WizIQ
参加費 : 無料
第1部 登壇者の発表 21:30-22:30
(1)「”生きる力・生きた授業”につながるファシリテーションについて考えてみましょう」
Link and Create代表 福島毅さん
(2)「高校生物におけるアクティブラーニングの実践」
熊本県立高校 生物担当 溝上広樹さん
第2部 オンライングループワーク 22:30-23:15
講演者の発表内容は以下の通りです。
「”生きる力・生きた授業”につながるファシリテーションについて考えてみましょう」
Link and Create代表 福島毅さん
(プロフィール)
ワークショップデザイナー、Link and Create 代表、一般社団法人 子供の成長を環境を考える会理事、柏まちなかカレッジ 副学長、NOBフューチャーセンターディレクター・特任スタッフ、カードリーディングマスター、気象予報士・防災士。
ブログ”教育のとびら”、”異星人思考法”、”日本と世界の新しい提案”主宰。
大学・大学院で地球物理学(特に地震学)を専攻。
日立製作所で2年間システムエンジニアをした後、千葉県立高校教諭として23年間勤務。
そののち、2013年4月より独立し、教員研修や学校改革など教育系の仕事や各種ワークショップのデザインや実践などを行っている。
高校教諭時代は、行徳高校情報コースの立ち上げや行徳地震前兆観測プロジェクト、東葛高校リベラルアーツプログラムなどを主導した。
現在は、複雑化する社会の問題解決や持続可能な地球にするためのデザイン、これからの人間のありようや成長などに興味を持ち、これらに関するワークショップやプライベートセッション(カウンセリング、コーチング)なども行っている。2014年2月より、”どんぐり教員セミナー”の動画をYou tubeで配信。スマホで見られる無料5分動画の制作に力を入れている。
趣味はスピリチュアルな探求やカードリーディング・クリスタルボウル演奏など。
著書に、「イントラネット100のアイデア(正高社)2000年」「教科「情報」実習へのフライト(日本文教出版社)2001年」
(内容)
アクティブラーニングの基盤として注目されているファシリテーション。またビジネスでもファシリテーター的なリーダーシップが世界的に注目されています。授業が双方向になるほどに、学び手である生徒と先生の間のコミュニケーションは緻密にデザインされたものに傾いてきます。そこで必要な技術基盤がファシリテーションです。誰かの名人芸を真似ればファシリテーションがうまくなるわけではありません。ファシリテーションの必要性やエッセンスを理解した上で、個人のスキルの守破離が進んでいくはずです。今回は世界や日本の方向性とファシリテーションの関係を大局的にとらえたのち、ファシリテーターとしての教師・企業人の在り方などのお話をさせていただきます。
「高校生物におけるアクティブラーニングの実践」
熊本県立高校 生物担当 溝上広樹さん
(プロフィール)
・ 熊本県立高校に勤務 生物担当 教職員歴6年目
・ 熊本大学大学院博士課程(理学)修了後(専門 化学生態学)、県立高校の教諭へ
・ 昨年度、アクティブラーニングに関する学習会を、地元有志で始める
(内容)
より良い学びのある場をどのように設定していくと良いのでしょうか?いわゆる講義型授業をアクティブラーニング型授業に切り変えると、授業構成はもちろんですが、教員に求められる態度や生徒観、場の設定についても変化や新しい工夫が必要となります。その1つにファシリテーターとしての役割があると考えています。
私自身は小林昭文さんとの出会いをきっかけに、2013年9月から本格的にアクティブラーニング型授業に取り組み始めました。さらに、今年9月からは「AL型授業スキルアップ講座」等で得た学びや気づきをもとに授業スタイルの変更を行いました。グラウンドルールや介入、広い意味での「場の設定」について、どのようなことを意図し、また期待しているのかお伝えします。さらに、生徒の反応とそれに対する調整といった試行錯誤の過程についても、自らの実践を振り返りご報告します。授業実践を通して気づいたことや、これからの課題をお話しすることで、みなさんと考えを深め、意見交換を行うきっかけになればと考えています。
第13回反転授業オンライン勉強会
日時 : 9月23日(火) 21:30-23:15
テーマ:「ファシリテーションスキル」
場所 : Web教室 WizIQ
参加費 : 無料
第1部 登壇者の発表 21:30-22:30
第2部 グループワーク 22:30-23:15
第2部では、オンラインでグループディスカッションも行いますので、ビデオチャットの用意をお願いします。ビデオチャットができない場合は、ボイスチャットのみ、テキストチャットでの参加でも大丈夫です。※第1部のみの参加もOKです。
参加方法
(1)このページから申し込む。
お申し込みはこちら
(2)自動返信メールに参加方法が書いてあるので、指示に従って参加する。
※自動返信メールの内容
【入室準備】
Windowsの場合は、下記のページからデスクトップアプリをダウンロードしてインストールしてください。
http://www.wiziq.com/desktop
iPadからの参加の場合は、WizIQのアプリをインストールして下さい。
Macの場合は、ブラウザで直接ルームのURLにアクセスしてください。うまくつながらない場合は、ブラウザを変えてみてください。
オンライン勉強会への参加の仕方を、画像つきで詳しく説明したページを作りましたので、参加する前にこちらをご覧下さい。
ルームのURLをクリックすると、「Launch Class」というボタンが現れますので、それをクリックしてください。
Screen Nameの記入を求められますので、お名前を入力してください。
【入室方法】
上記の準備を終えた後、自動返信メールに書いてあるURLをクリックすると、自動的にWebルームにつながります。
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