第9回 反転授業オンライン勉強会「生徒が語る反転授業」

「反転授業の研究」の田原です。

Facebookグループで、オンライン勉強会のテーマを募集したところ、一番多かったのが「生徒が語る反転授業」でした。

実際に生徒にリアルタイムセッションに登場してもらうのは難しいと思いますので、ビデオインタビューやアンケートなどで生徒の声を紹介しつつ、皆さんと一緒に考えたいと思います。

 

テーマ 「生徒が語る反転授業」

日時 : 5月20日(火) 22:00-23:30

場所 : Web教室 WizIQ

参加費 : 無料

 

生徒の声を紹介してくださるのは次の方です。

 

松嶋渉(まつしまわたる)さん

(プロフィール)

山口県立萩商工高等学校 情報デザイン科長

大学卒業後、映画関係、教育系出版関係の仕事を経て、29歳にして商業科教員としてのキャリアを歩み始めました。教員として働き始めた2000年頃インターネット博覧会(インパク)というイベントがあり、当時勤務していた学校の生徒とともにWebコンテンツを作って参加して以降、授業や部活動、校務等で情報に関わる仕事をしています。2004年頃にはFlashでのe-ラーニング教材を作成し、授業で活用しました。2006年から2年間教育困難校と呼ばれる学校に勤務し、家庭環境や学習意欲について学ぶ日々を送りました。2008年現在勤務する萩商工高等学校に情報デザイン科が創設すると同時に転勤し、ICTの活用や地域との連携によるキャリア教育に力を入れて取り組みました。2010年には(*1Ustreamを活用した授業公開を行い、2011年からキャリア教育の一環として(*2)「萩LOVEハイスクール」という地域活性化プロジェクトを行っています。*33年前からアクティブラーニングを取り入れた授業を展開しており、その中で予習をどうにか改善できないかと考えていたところ、Facebookグループの「反転授業の研究」を知り、その後生徒のデバイス状況やネット環境を調べ準備し、20142月に5回ほど予習に動画を利用する反転授業を試行しました。生徒の学ぶ力や生きる力を伸ばす方法について試行錯誤する日々です。

 

(内容)

20142月に試行した反転授業についての生徒のアンケートやインタビューをもとに、反転授業について生徒がどのように感じたり考えたりしているのか、またその教育効果(学習意欲の喚起や成績との関連など)についての考察をしていきます。私の2月に行った反転授業は、「予習の手助けとしての動画講義」という位置づけです。普段は自宅に1人で教科書とノートで予習しているところに、先生が動画で教科書の内容を教えて予習を助けるとどうなるのか、ということを試行しました。この反転授業は準備不足とスキル不足で私自身十分に満足できるものではありませんでしたが、生徒は事前に動画を見て予習をしてきており、アンケートにもしっかり答えてくれていました。予習を助けるという目的が果たされたのか、また今後の課題は何か、これから動画講義を行おうとする人のために私の試行の結果が少しでもお役に立てればよいなと考えております。

 

*1 萩商工高校授業公開 → http://www.ustream.tv/recorded/10942935

*2 萩LOVEハイスクールについての資料

LOVE→http://www.hagi-love.com/

LOVEハイスクール紹介PDF→http://www.hagiweb.com/pdf/89.pdf

*3 http://watarumatsu.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html 

 

第9回反転授業オンライン勉強会のお申込みはこちら

 

テーマ 「生徒が語る反転授業」

日時 : 5月20日(火) 22:00-23:30

場所 : Web教室 WizIQ

参加費 : 無料

当日は、オンラインでグループディスカッションも行います。ビデオチャットの用意をお願いします。ビデオチャットができない場合は、ボイスチャットのみ、テキストチャットでの参加でも大丈夫です。

 

お申込みはこちら

 

 

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