動画講義作成について
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この記事を読み、今後、動画講義を作ってみたいという方も増えてくると思い、僕がやってきた環境について書こうと思いました。
僕がオンラインで講義配信をはじめたのは2004年です。
あっという間に9年間が過ぎました。
そのころは、ScreenCastという言葉も知らず、講義配信をする方法を試行錯誤していました。
その中で出会ったのが、
ThinkBoard (そのころは、PCレターという名前でした)
物理ネット予備校の講義は、今でもこのソフトを使って製作されています。ソフトはWindows用のものなのですが、動画変換コンバーターがあるので、必要に応じてmp4ファイルに変換して配布しています。
ソフトの使い勝手は非常によく、文字を書くときに字が遅れたり、切れたりしないのでストレスを感じずに講義を作ることができます。
僕の場合は、WacomのIntuos 3というペンタブレットをつなぎ、ヘッドセット(USBタイプ)を接続して、しゃべりながら講義を作成しています。
人によっては、画面に直接各タイプのほうが使いやすいかもしれませんが、慣れてしまえば、ペンタブレットで違和感を感じなくなります。
Intuos 3は、大きいので、持ち歩いて使い方を説明するような場合などは、Bambooシリーズを使っています。こちらでも問題なく使用できます。
ThinkBoardの欠点は、動画変換に時間がかかることです。
僕の場合、反転授業用の予習動画ではなく、予備校の授業全体をそのまま講義ファイルとして作成しているので、1講義の長さが60分~120分と日上位長いです。それを変換するときには、やはり60分以上かかることが多いです。
その点、最初から動画で作成してしまえば、変換にかかる時間を短くできるので、手軽に動画作成できると思います。
ただ、一方で、ThinkBoardの使いやすい点は、編集機能が非常に強力だというところです。
講義をモジュール化しておいて、使いまわすこともできます。
ただ、その際、音声レベルにばらつきがあると、講義として聞きにくいことになるので、編集するときにmp3gainというフリーソフトを使って、音声レベルを平滑化するようにしています。
(田原)
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