反転授業オンライン勉強会登壇者紹介~桑子研さん

10月30日22時から行われる反転授業オンライン勉強会登壇者紹介の第3弾は、共立女子中学高等学校で物理を教えていらっしゃる桑子研さんです。

はじめて桑子さんのことを知ったのは、桑子さんが2013年8月15日にTwitterで次のことをつぶやいたことがきっかけでした。

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@m_tahara 先生しかり、学校でも授業のうまい人、生徒が満足する授業は、みんな反転授業やアクティブラーニングにたどり着く。ぼくもワールドカフェ形式を意識して一昨年からやりはじめていて、後押しされましたな。

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ツィートへのリンク

僕が授業がうまいかどうかはさておき、反転授業について1年半ほど前から調べてきて、小林先生のブログでアクティブラーニングと出会い、グループワークに関心が向いていたときにこのつぶやきに出会ったのです。僕の目は、一つの単語に釘付けになりました。

ワールドカフェ形式

初めて見る言葉でした。

しかし、反転授業、アクティブラーニングと並列に語られるものだということは文脈で分かりました。早速、

「ワールドカフェ形式に興味ありです。」

と返信すると、

「私がまとめた記事で申し訳ないのですが、こちらが参考になるかと。 細かく的確!岡田斗司夫さんから学ぶ教師が取り入れたいグループワークの7つのルール

という返信が返ってきました。

桑子さんのワールドカフェについての紹介記事は、とても詳しく、具体的で、どんなことをやって、どんなことが起こるのかがイメージできました。

記事の中で紹介されていた岡田斗司夫さんのYoutubeビデオも、World Cafeのイメージをつかむのに非常に役立ちました。

グループワークって、面白いな!と感じて、興味がどんどん膨らみました。

 

それで、桑子さんが記事中で紹介してくださっていた『ワールドカフェをやろう!』という本を早速購入しました。

この本の中に、ワールドカフェの基本哲学が紹介されていました。

1)人々による会話がWeb状につながり合うことにより未来が創造される。

2)魅力的な問い(大切な問い)が、集合的学習を促進する。

3)人間や組織、家族、コミュニティは生命システムである。

4)生命体システムの基本はネットワークである。

5)システムが多様性に富み、創造的な方法で結合されることにより知性が生まれる。

6)我々は必要とされる知恵や資源を集合的に所有している。

 

これらのコンセプトは、大学院で複雑系や自己組織化を研究していた僕にとって、とても馴染み深いもので、この本を読んだときに自分の中で大切な3つのキーワードがつながり、使命感が生まれました。(詳しくはこちら

 

桑子さんとの出会いによって、僕の中で知識に新たな結びつきが生まれ、物語化されてしまったんですね。

 

それをきっかけに、桑子さんのブログを読むようになりました。

この桑子さんのブログが、徹底的に読者視点に立っていて、とても分かりやすく、面白いんです。

この記事を読んでくださっている方が興味を持ちそうな記事をご紹介します。

反転授業の「反転」って何?ALって何がアクティブ?

黒板が電子黒板に![現場主導]今すぐ使えるICT活用法はコレだ!

パートナー方式の教授法は難しくない!取り入れ方マニュアル

 

僕の活動についても記事を書いてくださっています。

世界初!ALLネットの反転授業から。デジタル移民の必要性

「田原の物理」アプリ!微積と生徒目線のバランスにあっぱれ

潜入!全世界から100名を超えた「反転授業オンライン勉強会」での学び

 

桑子さんのブログは、タイトルがとてもキャッチーで、記事もとても読みやすいです。

その理由が知りたくて、先日、スカイプでお話をうかがいました。

お話をしていて強く印象に残ったのは、

「生徒の立場から、自分の授業を考える」

「読者の立場から、記事や書籍を考える」

という考え方を貫かれているということでした。

 

桑子さんが、グループワークに関心を持って、取り組むようになったのは必然的なことのように思いました。

グループワークでは、「講義スキル」ではなく、「ファシリテーションスキル」が必要になります。

その中でも、大切になってくるのは、ワールドカフェの基本哲学の2)に出てくる「問い」です。

 

オンライン勉強会では、桑子さんが試行錯誤の中から得た、「質問のコツ」をお話してくれます。

桑子さんから、あらかじめ、この記事を読んでから参加してくださいというお話がありましたので、オンライン勉強会に参加する方は、必ずこちらの記事を読んでおいて下さい。

 

30日10時~『動いた!授業が動き出す発問の4つのルール』

桑子さんのお話をお楽しみに!

反転授業オンライン勉強会(無料)へのお申し込みはこちら

 

■実践されている方、実践を検討されている方、反転授業に興味がある方、ぜひ、つながりましょう。

240名が参加!Facobookグループ「反転授業の研究」はこちら

※グループに参加希望の方は、田原までメッセージ下さい。

 

 

 

 

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