反転授業オンライン勉強会:登壇者紹介~小林昭文さん

反転授業のオンライン勉強会まであと3日となりました。

申し込みの際のコメントを拝見すると、とても楽しみにしてくださっている様子で、僕もワクワクしてきました。

今日から、オンライン勉強会で実践例をお話しいただける方の紹介をしていきたいと思います。

 

今日、ご紹介するのは、アクティブラーニングの実践と普及をされている小林昭文さんです。

 

僕が、反転授業について勉強をはじめたときは、アメリカの情報をもとに考えていたんです。英語の文献を読んだり、アメリカの反転授業をやっている教師のSNSに入ったりして、アメリカでの実践例を調べました。

アメリカの実践例を調べたときに、e-Learningの部分はすんなり理解できました。

僕自身も、e-Learningの教材作成を9年間やってきているし、そこで使っているものも、なじみのあるものが多かったからです。

しかし、一方で、教室でのアクティビティの部分は、なかなか理解できませんでした。

教師の役割が、「壇上の賢人(sage on the stage)」から「学習者に寄り添う導き手(guide on the side)」になると言われても、具体的に何をやればよいかピンとこなかったのです。

アメリカの実践例では、頻繁に「グループワーク」という言葉が出てきます。インターナショナスクールでやっている授業の様子を聞いても、「グループワーク」という言葉が頻繁に出てきます。

いったいグループワークとは、どういうものなのか?

それを、日本でやることは可能なのか?

グループワークにその秘密が隠されているのではないかと思いました。

それで、いろいろ調べているときに、アクティブラーニングというグループワークを実践し、現在は、普及活動をされている小林さんのブログに出会ったのです。

 

小林昭文さんのブログ → 授業研究AL&AL

 

このブログを発見したときは、とても興奮しました。

小林さんは、高校で物理の授業を7年前からグループワーク中心に切り替えて行っていたそうです。

日本に7年も前からグループワークを実践されている先生がいたということに感動しました。そして、ブログ記事を過去まで遡って読みました。

どうしても小林さんからお話をうかがいたくなって、メールを送りました。

小林さんは、昨年、高校の教諭を定年退職し、現在、アクティブラーニングの普及のために日本全国を飛び回っていらっしゃるので、スカイプでお話しました。

それ以来、小林さんとコミュニケーションをとらせていただくようになり、いろいろと教えてもらっています。

 

僕が運営しているフィズヨビでは、先月、はじめてオンラインでグループワークを行ったのですが、そこでは、小林さんの授業のやり方を参考にしました。同じ物理の授業ということもあり、まずは、同じようにやってみて、どのようなことが起こるのか見てみたかったのです。

結果は、参加者がびっくりするほどアクティブに動き、多くの発見がありました。

小林さんのやり方には、グループワークがうまくいくためのノウハウが凝縮されているのだというこということを実感しました。

小林さんもその授業を見学してくださって、ブログに感想を書いてくださいました。

オンライン授業を見学しました

 

 

実際にグループワークをやってみて、アメリカでやっている反転授業というのは、まずベースにグループワークがあり、グループワークに使える時間を十分にとるために「講義部分」をe-Learningで置き換えて授業外にやらせるという発想なのだということが腑に落ちました。

日本で反転授業をやろうとしている先生には、小林さんのアクティブラーニングの方法論がとても役に立つと思います。

オンライン勉強会で小林さんがどのような話をしてくださるのか、僕が一番楽しみにしているかもしれません。

 

■10月7日のオンライン勉強会では、小林先生をはじめ、反転授業やアクティブラーニングを実践されている先生が、実践例を紹介してくださいます。

オンライン反転授業はこちら

 

■実践されている方、実践を検討されている方、ぜひ、つながりましょう。

Facobookグループ「反転授業の研究」はこちら

※グループに参加希望の方は、田原までメッセージ下さい。

 

 

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