反転授業オンライン勉強会のお知らせ

先日、朝日新聞の一面で佐賀・武雄市での反転授業への取り組みが報道されるなど、反転授業についての関心が高まってきています。

自分も反転授業をやってみたいという学校や塾の先生も、たくさんいらっしゃるのではないかと思います。

しかし、日本で実践しているところはまだまだ少なく、身近なところで反転授業の実践をしている先生を見つけてお話を聞くチャンスは少ないのではないでしょうか。

Facebookグループ「反転授業の研究」には、反転授業に関心のある方が62名(9/29現在)おり、活発に情報交換、意見交換がされています。

その中には、反転授業を実践されている方も含まれています。

このFBグループは、9ヶ月前にスタートし、これまでに8回、オンラインで勉強会を行ってきました。

勉強会をスタートした頃は、実践例が少なく、主にアメリカの状況を調べたり、E-Learning教材の作り方について議論したりということが中心でした。

その中で、話題の中心になったのは、

「E-Learning教材の作り方は分かるが、教室で何をやればよいのかが見えてこない」

ということでした。

「反転授業で、教室で何をやるかを明らかにする」ということを課題とし、勉強会は一時中断しました。

その後、日本における反転授業の実践例も少しずつ報告されるようになってきました。

また、グループワークを授業の中心にすえた「アクティブラーニング」を以前から実践されている先生方がいらっしゃることも知りました。

そこで、反転授業オンライン勉強会を再開し、アクティブラーニングに取り組んでいらっしゃる先生に実践状況を報告していただき、それをベースにして、参加者でディスカッションしたいと思います。

反転授業では、教師の役割が「壇上から知識を教え込む」ことから、「生徒の横に立ちサポートする」ことに変化するというように言われますが、具体的にどのようにすればよいのか、通常の一斉講義しか経験したことがない人にとっては、イメージすることが難しいと思います。

グループワークを実践されている先生のお話をうかがい、直接質問したり、参加者同士でディスカッションしたりすることができる貴重なチャンスですので、ぜひ、ふるってご参加ください。

参加費は無料、参加資格は特にありません。

反転授業に取り組みたいとお考えの方には、非常に参考になる勉強会になると思います。

 

日時 : 10月7日(月) 22:00-23:00 (最大延長 23:30)

場所 : WizIQオンラインルーム (申し込みいただくと、招待URLが届きます)

内容 :

(1) 小林昭文さん 「反転授業で大事なのは、教師の役割の変更」

プロフィール

1952 年生(60) 熊本県出身、埼玉大学理工学部物理学科卒、県立越ヶ谷高校を定年退職。現在は河合塾教育研究開発機構研究員、日本教育大学院大学講師、河合塾コスモ名古屋講師。

著書『担任ができるコミュニケーション教育』(小林昭文著/ほんの森出版)など。

取材記事 「キャリアガイダンスNo47(リクルート)」

小林先生のブログ→授業研究AL&AL

(2) 横山北斗さん 「アクティブラーニングへの挑戦」

プロフィール

1984年生まれ。29歳。東京都出身。
東京大学 農学部 応用生命科学課程 生命工学専修 卒業
東京大学大学院 教育学研究科 学校教育高度化専攻 教職開発コース 修士課程修了
東京都の私立関東第一高等学校に数学科教員として勤務。3年目。

横山先生の2013年の実践はこちらにまとめられています。

横山先生のブログ→アクティブラーニング&反転授業はじめました

(3) 芝池宗克さん 「反転授業の実践」

プロフィール

近畿大学付属高校で3年前から数学の協同学習に取り組み、今年の春から全国に先駆けてiPadを用いた反転授業を実践。

芝池先生のブログ→反転授業の研究

(4)ディスカッション

無料申し込みはこちら(終了しました)

 

 

 

 

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