シミュレーション教育利用オンライン研究会

シミュレーションの教育利用に関心がある方を対象に、オンライン研究会を行いたいと思います。

日時 : 2013年10月19日 22:00-23:30

参加費 : 無料

場所 : WizIQのオンラインルーム (お申し込みいただいた方に、招待URLをお送りします。)

運営 : 田原真人(物理ネット予備校)

内容 :

IT技術の発展により、様々な教育用シミュレーションが開発されています。

シミュレーションを例に取ると、次のように分類できます。

(1)実験装置が固定され、パラメーターだけを操作できる自由度が小さいもの

(2)実験装置を、簡単に設定できる、比較的自由度の大きいもの

(3)プログラミングにより、自ら製作するもの

 

また、授業でのシミュレーションの導入方法としては、次の2つの方法が考えられると思います。

(1)教師がシミュレーションを作成し、映像を生徒に見せ、現象のイメージをつかませる。

(2)生徒が自分でシミュレーションを製作、または、操作し、発見的に学ぶ。

 

このようにシミュレーションの教育利用といっても、さまざまな種類、使い方、スタンスがあり、それぞれの場合においてノウハウがまだ十分に蓄積していない状況です。

このオンライン研究会では、シミュレーションの教育利用を実践している方に実践例を紹介してもらい、それを元に、意見やアイディアを出し合いたいと思います。

ディスカッションの中から、有益なアイディアが生まれてくることを期待しています。

登壇者:

遠藤理平さん 「HTML5がもたらす科学コミュニケーションの可能性」

(プロフィール)

有限会社 FIELD AND NETWORK 代表取締役, 特定非営利活動法人 natural science 代表理事

1978年生まれ。仙台在住。博士(理学)。WEB技術の魅力に取りつかれ大学院在学中の2005年に起業後、独学でWeb関連技術の習得に励む。各種物理現象を仮想3次元空間中で再現する仮想物理実験室の構築を、HTML5を用いて実現することを当面の目標に現在活動中。

遠藤さんのWebサイト→Natural Science

遠藤さんのプレゼンテーション用コンテンツ

遠藤さんの著書

(内容)

1990年、欧州合同素粒子原子核研究機構(CERN)にて研究者同士の文献共有を目的として登場した HTML は、20年の歳月の中で通信技術の進歩とともに、劇的な進化を遂げてきています。2012年に登場した最新版であるHTML5、従来のホームページ記述言語から、アプリケーション開発言語として、飛躍的に活躍の場を広げつつあります。

 HTML5の最大の魅力は、各種実行環境に応じてプログラミング言語やユーザインターフェースを個別に用意する必要があった従来のネイティブアプリケーションに対して、スマートフォン、タブレット型PCなどの様々なデバイス上で、OSの違いをも超えてプログラムが動作するマルチプラットフォームがウェブブラウザを利用することで実現できていることです。
 またHTML5は、グラフィックスが非常に強化された結果、非常に精密でインタラクティブな2次元グラフや3次元グラフィックスを比較的簡単に実装することができ、仮想的な物理実験室をウェブブラウザ内で構築することもできます
 本講演では、昨今の教材のデジタル化の流れに対して、HTML5が物理教育や科学コミュニケーションに対してどのような役割を果たすことができるのかという点についての提案を行います。

三澤信也さん 「物理の授業へのシミュレーション利用の実践例」

(プロフィール)
 長野県伊那北高等学校にて物理を担当しています(物理を教えるようになって7年目です)
 三澤さんのHPはこちら→大学入試攻略の部屋
(内容)
 Interactive Physicsによるシミュレーションを、高校の物理の授業の中でどのように活用しているか、その実践例を報告させていただきます。

坂本保代さん 「楽しくつくろう!簡単シミュレーション」

(プロフィール)
 川崎市麻生区の小中学12校のICT支援員と高校の教員補助、  現在、山野美容芸術短期大学 現代美容福祉専攻1年在学中、稲城市・稲城こども体験塾2013「動く絵本を作ろう」講師 および㈱マイクロブレイン取締役
 坂本さんのWebサイト→ 白板ソフト ひらめきを忘れない
(内容)
簡単に作れるシュミレーションの作成を動画にて説明いたします。
先生は魔法使い?子供達同士の「学びあい」で活用出来れば、学びの選択が広がります。

 

 

オンライン研究会への無料申し込みはこちら

 

 

One Response to “シミュレーション教育利用オンライン研究会”

  1. 坂田 洋史 より:

    先日の反転授業のオンライン研究会に始めて参加しました。
    私立の高校で理科の教員をしています。
    TEDでプログラミング教育として「スクラッチ」の紹介をみて、
    なんとなく引っかかっていたところです。
    大きい目標としてパフォーマンス評価を導入することで
    教育効果を挙げたいと考えていて、実験のあり方を変えて
    いきたいと考えています。それは、まさにシュミレーション
    でも可能性があると考えています。再現性の高さが最大の
    好材料かもしれません。
    よろしくお願いします。

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