情報の自己組織がはどのようにして起こるのか

やりたいことをやるために、意を決して一歩を踏み出し、
行動を継続し、切磋琢磨するために仲間を作る。

 
 
僕が、今やっていることは、この2行に集約されるような気がします。
 
 
では、仲間を作るためにどうしたらよいか?
 
 
いろいろな方法があると思いますが、僕がいつもやっていることは、
 
「徹底的にアウトプットする」
 
ということです。
 
 
ちゃんとした形になってから・・・と考えていたら、「そのとき」は、なかなか訪れません。
 
 
今、アウトプットすることを決めて、それから、何をアウトプットするかを考える。
 
 
そういうスタイルも、必要なこともあると思います。
 
 
アウトプットしているうちに、いろいろなコメントをもらうことができ、考えが整理され、だんだんと形になってきます。
 
 
 
インターネットの世界は、情報が情報を呼ぶ世界です。

一番情報が集まっているところに人が集まってきて、さらに情報を追加していきます。

情報に正のフィードバックがかかるのです。
情報の自己組織化です。

僕は、何もないところに何かを作りたいとき、ひたすらアウトプットし続けていきます。

ある種の「相転移」が起こることを信じて、黙々とアウトプットし続けます。

「相転移」は、社会状況にもよりますので、起こることもあれば、起こらないこともあります。

すぐに起こることもあれば、ずいぶん時間がたってから起こることもあります。

ひたすらアウトプットし続け、「相転移」が起こると、「結晶核」になることができます。

同じようにアウトプットしている人たちが集結して意識の高いコアメンバーができ、その一員になることができます。

FacebookのようなSNSができ、Web会議システムなどで会えるようになり、「相転移」が以前よりもはるかに起こりやすくなりました。

反転授業の活動は、最初は、Facebookグループが小さな「結晶核」でしたが、メンバー数が2000名近くになり、グループ内グループを作る段階になりました。

Facebookグループで、自分の考えやプランをアウトプットし、同じようなビジョンを持っている人とつながってグループを作ることで、ビジョンを実現していってもらえれば、とてもうれしいです。

そのために、グループ内に

「多様性を認め、自由に意見を言える空気」

を、引き続き維持していきたいと思います。

そして、グループ活動の場として、「反転授業の森」を自由に使ってください。

グループ内にグループができるフラクタル構造ができ、小グループと大グループとがお互いに共鳴しあいながら発展していく姿こそ、生態系をイメージして活動している「反転授業の研究」の姿にぴったりだと思います。

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