AL型授業実践を続けていくために必要なこと

僕が、小林昭文さんのブログを見て、アクティブラーニングに興味を持ち、初めてやってみたのは、2013年の9月です。

アクティブラーニングについて知りたくて、とりあえず小林さんの
ブログや記事を片っ端から読みました。

その中でとても参考になったのがこちらの記事でした。

この記事の中に、小林さんが具体的にどのようにして授業をしているのかが詳しく説明されていました。

小林さんは物理が専門だったため、物理講師の僕にとっては、具体例や、演習に使っている問題の難易度を把握できたのは幸運でした。

まずは、見よう見まねでやってみようと思いました。

記事では、グループワークのときに、次のような2種類の目標を生徒に提示していました。

—*—*—*—

【態度目標】
しゃべる、質問する、説明する、動く、 チームで協力する、チームに貢献する

【内容目標】 理解すること

<用語を理解する>
熱、熱量、熱平衡、熱容量、比熱、熱量の保存

<イメージを描く>
熱(量)が移動して温度が変わることをイメージできるようにする

—*—*—*—

何のために、このような2種類の目標が必要なのかは、分からないまま、とりあえず、まったく同じ態度目標を設定し、波動分野について、同様の内容目標を設定しました。

そして、オンラインで問題演習型のグループワークを行いました。

基礎問題と応用問題の2種類を与え、4つのグループに分かれてグループで相談しながら解いてもらいました。

初めてのグループワークだったので、何が起こるのかが分からず、どきどきしながらの実践でした。

このとき、小林さんや横山さん、そして、勉強会で後にグループワークやキャリア教育について登壇してくださった鈴木映司さん、桑子研さんが見学に来てくださったり、グループワークに加わってくださったりしました。

彼らからのフィードバックがもらえたことで、自分では気づかなかったことに気づくことができました。

そして、何より、「面白い」と言ってもらって、ポジティブな反応をもらえたことが、モチベーションになり、そのあと、アクティブラーニング型の授業を続けていこうという気持ちが高まりました。

今から思うと、やりたい!と思って一歩を踏み出したときに、幸運にも仲間ができて、フィードバックをしてくれたり、エンカレッジしてくれたりしたことが、とても大きなポイントだったと思います。

7月20日からスタートする

「AL型授業実践のためのスキルアップ講座」

は、反転授業やアクティブラーニング型授業に対して一歩を踏み出した人が集まる講座です。

きっと、ここで、実践を継続していくために不可欠な仲間をることができると思います。

今回の講座は、「仲間作り」も重要な要素だと考えていて、そのための工夫も組み込んでいます。

講座の詳しい内容をこちらで確認する↓
http://flipped-class.net/al/

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