「AL型授業実践のためのスキルアップ講座」の受付開始!

Facebookグループ「反転授業の研究」は、現在は約2000名の方が参加してくださっている大きなグループになりましたが、2013年8月頃は、わずか20名程度しかいない小さなグループでした。

 

動画講義配信をしている人たちで集まり、反転授業をやる場合、教室では何をやったらいいのだろうか?などとオンラインで議論していました。

 

当時は、グループ自体が「種」だったのです。
発芽して、大きく育つためには、様々な条件が必要でした。

 

きっかけは、意外なところからやってきました。

 

2013年の夏に東京出張の予定があり、せっかくだから東京で、誰かとミーティングして、話をうかがいたいと思い、ミーティングの相手を探していたんです。

当時は、反転授業の実践者はとても少なかったので、グループワークの実践者と会いたいと思い、検索していたら、小林昭文さんのブログを見つけました。

授業研究AL&AL

 

このブログに、アクティブラーニングについての考え方や、具体的な実践方法など、僕が知りたかった情報がびっしりと書いてありました。

 

早速、小林さんにメールで連絡を取りました。

 

東京滞在中の予定が合わず、そのときにはお会いできなかったのですが、スカイプでお話しました。
それをきっかけに、自分の実践にアクティブラーニングの要素を入れてみることになりました。

 

オンラインで行ったため、小林さんも見に来てくださり、それをブログで紹介してくださいました。
動画講義作成にノウハウを持っているグループと、アクティブラーニングにノウハウを持っているグループとが、それをきっかけに出会うことになりました。

 

ここで、「種が発芽する条件」が整ったのです。

 

偶然が味方してくれた部分も大きかったです。

 

小林先生のFacebook投稿を見て、横山北斗さんが、僕に、Facebookでメッセージを送ってくださいました。
びっしりスケジュールを詰めていたのですが、1時間ほど空いていたので、喫茶店でお話しすることになりました。

 

横山さんは、仕事を早く切り上げて会いに来てくれました。次に予定されていたミーティング相手が急用でキャンセルになり、横山さんと3時間以上、いろいろな話をすることができました。

 

横山さんは、大学院で教育学を専攻し、学びあいやアクティブラーニングの理論的な部分をよくご存じで、僕が、小林先生のブログを読んで感じていた疑問について的確に回答してくれました。
これが、とても助かりました。

その後、オンラインでの物理の授業のグループワークにも挑戦。

 

小林さん、横山さんをはじめ、Facebookグループに加わってくださったグループワークの実践者の方が見学に来てくださいました。

 

実際にやってみて、アクティブラーニングをもっと学びたいという気持ちが強くなりました。

 

そこで、

「オンラインで勉強会をやりませんか?」

と提案しました。

 

こうして「反転授業オンライン勉強会」がスタートしました。

第1回の登壇者は、

小林昭文さん

横山北斗さん

芝池宗克さん

の3人。

 

ブログやFacebookで告知したところ、なんと100名ほどの人が集まりました。

 

そして、参加してくださった100名の方が、「100名が集まった驚き」を共有しました。
ここで、強力な正のフィードバックがかかり、Facebookグループは口コミでどんどん広がっていきました。

 

当時の感想はこちら

「全国から約100名が集まった!反転授業オンライン勉強会」

 

アクティブラーニングを学びたい人が、オンラインで学べる講座を作りたいという構想が、そのとき生まれました。
しかし、どうやってそれを実現したらよいのかが分かりませんでした。

 

それから9か月が過ぎ、それまでに、動画講義、授業設計のオンライン講座を実施し、様々なノウハウが蓄積してきました。
機が熟したと感じました。

 

7月20日から、4週間完結で、「AL型授業実践のためのスキルアップ講座」を実施します。

メイン講師 小林昭文
サポート  横山北斗
運営    田原真人

でチームを組んで行います。

 

2013年の夏の出会いのときに生まれた構想が、ついに形になりました。
サポートを充実させ、受講者間の交流を活発にするために、20名限定で行います。

詳しくはこちら

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