登壇者紹介~名越幸生さん

「反転授業の研究」の田原です。

予備校講師として、それから、ネット予備校の運営者として10年以上活動してきたのですが、それらの実践を話す機会はほとんどありませんでした。

反転授業に関わるようになり、自分の実践について表現する場を得たことが、最初はとてもうれしかったです。

でも、最近は、いろんな実践者の方のお話をうかがうのが楽しくなってきました。

気がついたら1時間が・・・ということがよくあります。

毎日、試行錯誤を重ねながら積み上げてきた結果、その人がどのようなことを掴み取ったのか・・・そこには、ドラマがあります。感動があります。

話を聞いていると、思わず引き込まれてしまいます。
第4回の勉強会で最初にお話してくださる名越幸生さんとお話したときは、話が弾みすぎて、気がついたら2時間経過・・・。

話が尽きませんでした。
名越先生と僕とは、たくさんの共通点があります。

・教えている科目が物理
・授業でやっている内容を、そのまま動画講義にしている。
・仙台

名越先生の所属している東北学院高校を卒業して、僕が出向していた河合塾仙台校で浪人した生徒もいて、

高校で名越先生の物理を教わり、

予備校で僕に物理を教わった。

という生徒もいます。

東北学院高校の雰囲気が分かるので、名越先生の授業の雰囲気もイメージしやすかったです。

その後、動画講義の話になったんですが、一番印象に残ったのは、

「動画講義を作ったことで、これまでごめんなさいするしかなかった生徒に対応できるようになった。」

という言葉でした。

これは、僕も同じことを経験しているので、非常によく分かります。

僕の場合は、途中から予備校に入ってくる生徒や、中3や高1から物理を始めたい生徒、社会人で学びなおしたい方など、生身の自分だけでは対応できない様々なニーズに対応できるようになりました。

このように共通点が多い名越先生と僕なのですが、決定的に違う点があります。

それは、ネット予備校を運営している僕の目の前には生徒はいませんが、名越先生の目の前には、生徒がいるという点です。

生徒が動画講義を見て勉強している部屋に、名越先生が立っていて、様子を見て回っているわけです。

生徒がどんな風に動画講義で勉強しているのか、じかに見ることができるんです。

そして、声をかけることもできる・・・。

これは、大きな違いです。

僕が考えてこなかった、いろいろなことを教えてもらいました。
名越先生の実践の大きな特徴は、特別なインフラを必要としない点です。

最近は、「反転授業=タブレット端末」というイメージが固定化しつつあります。

そのため、

「自分の学校には、タブレット端末が導入されないから無理だ」

と考えている方もいらっしゃると思います。

「また、仕事が忙しくて、講義を作る時間を作れない。」

という方も多いと思います。

これらの問題を、名越先生のやり方は、簡単に解決してしまいます。

とにかく実践しやすいのです。

これも、大きなメリットだと思います。

 

名越先生の言葉には、実践してきたものに宿る説得力があります。

当日は、動画講義を作りたいけど・・と躊躇している方の心のハードルを、名越先生が下げてくれると思います。

 
●第4回 反転授業オンライン勉強会へのお申し込み

日時 12月22日(日) 22:00-23:30

会場 Web教室システム「WizIQ」

参加費 無料

席に限りはありません。カメラ&マイクなどは必要ありません。

初めて入室される方は、少し時間がかかる可能性がありますので、
余裕を持って入室してください。

こちらからお申し込みください

 

 

●Facebookグループ「反転授業の研究」では、550名のメンバーがアクティブに活動しており、様々なコラボレーションも生まれています。

参加希望の方は、こちらから追加申請してください。

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ