第2回反転授業オンライン勉強会の報告

オンライン勉強会では、最後に参加者のみなさんに「振り返りシート」を書いていただいています。

参加していただいた方の考えも、できるだけ共有し、自分以外の見方から学ぼうというのが狙いです。

公開許可を得ているものについて、こちらで共有させていただきます。

勉強会で分かったこと

生徒の「好き」からスタートする発問の工夫が面白かったです。
ありがとうございました!
ファシリテーションスキルの重要性を改めて認識しました。
ありがとうございました。
高校の現代文、「こころ」の授業で、予習ではなく、時間の最初15分~20分で、4人組で問題プリントをさせて、その後、板書でまとめをするという授業を展開しています。生徒の気分によって出来不出来が出てきます。また、マンネリ化の懸念もあります。
この当たりをどうしたらいいのか、また教えてください。
・Problem based Learningとの相性が良さそうな仮説の形成
・ALのファシリテーションのための学習環境が必要なこと
・ADDIEモデルでの標準化は、反転学習にも応用できそうな感じです
それぞれの先生方の細かな工夫。
それぞれにユニークな内容で勉強になりました。自分が高校の校長目線で見ていたので、特に高校を舞台にした鈴木先生の実践例と、体験から学んだメリット&デメリットは、非常に有益な情報だと思います。
ALの有効性、GWの面白さ、学校教育の現状や課題など。
実現出来ればこれほど面白い授業(教育)は無いと思います。
先生と生徒と言う垣根の低さが面白さにつながると、素人ながらに思いました。生徒の質問を、疑問を誘発すると言うのは、非常に難しいですが、
その自発的な質問や疑問こそ学びであり、神髄であると思います。
何から何まで、刺激だらけでした。一番感銘を受けたのは、「市民性」というところ。教育者として、社会貢献という落としどころは、とても腑に落ちて清々しい気持ちになった。
反転授業という言葉を最近耳にし、興味をもったので参加させていただきました。初心者なので初めに反転授業の補修型などの形式を学べて良かったです。また具体的にこれまでの学習スタイルとALラーニンそれぞれのメリットデメリットが分かりやすくまとめられており、大変勉強になりました。最後の生徒の興味と教師の情熱の例えは素晴らしかったです。
杉山先生の発表で、
環境を作ることの大切さをしりました。
ありがとうございました。
反転授業(AL型)について、教員と生徒との相互関係が計れるが、事前学習における生徒への負担、発問にある程度スキルが試される事が課題である事を感じました。
それに対し、本日お越しくださった方々は自分たちができる範囲を見定めたり、環境を整備して行っているなど、様々な工夫をされている姿は大変素晴らしく、数多くの事を学ばせて頂きました。
桑子さんの『動く発問』の4要素は、『必要感』という言葉でまとめられるように思います。
まず子どもたちが「調べたい!」と思う状態にもっていくことがスタートである、というあたりに学習の導入部分の重要性を感じました。
反転授業という印象は、ごく狭い手法の一つというものでしたが、理念はすばらしく、近未来的でした。西川純氏の『学び合い』にも通じるものがあります。私はそちら系統の人間で、ICT活用も小学校中学校現場でさりげなく使っていたものですが、これを支持して行けそうです。反転という言葉がやや、否定的なので、ゆくゆくは名前をオープンで明るいものにしたらいかがでしょうか。また、企業のニーズは、むしろ反転授業だということを再確認できました。
反転学習のことを、教育のことを熱心に研究されている方々がここには集まっているんですね。
効率的な授業運営の例
反転授業の2つのタイプ
ZPD
質問の4つのルール
教育現場でアクティブラーニングを進めるためにどのように工夫しているのか具体的な事例を知ることができました。
「知識を蓄え正解を導き出す」タイプの力ではなく、「自分自身で調べ、考え、各自の手法で正解に近づく」タイプの力が要求されている現代。ICTなどを用いて子どもたちを巻き込んだ授業を展開することにより、子どもたちが興味を持って授業に臨んだり、積極的に考えたりするようになる。但し、「この手法を使えばうまくいく」というようなものではなく、生徒のツボをおさえて、工夫することが必要。
初めての参加でしたが、
全体の流れや、話し手と参加者の
温度がわかりました。こういった場では、講師と受講者という関係が
自然と出来あがる為、ブランディングなどが
関係なくなるという気づきがありました。内容もパートを分ける事によって、
ちょうど良い濃さが出て、区切りが良いですね。
講義終了後にちょっとしたインタビューを、
入れる事で緩急のバランスも出ますね。こういった流れが参考になりました。
ありがとうございました。
桑子先生の、市場調査的な授業アプローチは、理論背景がはっきりしていて説得力があり面白かったです。
鈴木先生の一斉授業とアクティブラーニングの違いの表も整理されていてよかったです。
杉山先生の広尾の教室、いつか見学にいきたいです。
「何のために勉強するのか?」という質問に対して、「試験のため」と答える生徒が国際比較で高いというデータを見たことがあります。
その解決のための先生方がオリジナルなアプローチをしていると感じました。教科や環境に応じて楽しく工夫していることが上手な教師人生なんでしょうね。
今後、授業の形態は、間違いなく、先生→生徒・生徒・生徒…、ではなくなっていくんだろうな思いました。
今後は、生徒⇔生徒⇔先生⇔生徒⇔生徒、のような、アクティブな学習空間がスタンダードになっていくのでしょう。
そのための考え方・環境・道具について、いろいろと勉強させてもらいました。

課題だと感じたこと

生徒に学習活動をメタ認知させる部分に温度差やズレがあるように思いました。
・Active Learningの利点と欠点をさらに明らかにすべき?その上で、いかに欠点を潰して行くか、授業設計や運営の課題を感じました。
アクティブラーニングを、(現在進行形の)一斉授業に取り入れるのには、やはりやや距離があるかも、と感じています。
アンケートで、自分が回答する立場にないケースで、スルーすることがシステム上、できないようです。(勘違い?) 「グループワークやってますか?」というアンケートは、当事者でないので、どちらでもないのですが、チェックしてクリックしないと画面が元に戻りません。
中高などでいきなりGWをする、と言う事ですらコミュ力が必要になってくるので、小学校教育あたりから変えていかんと駄目なのでは無いだろうか?ALの前提として、最低限のコミュ力が必要とされるので、まずそこが課題であると思います。

また、教師の技能(生徒と視線を合わせる)に依存するので、テンプレ授業なら出来るが生徒と併せられない教師には非常に難しい事かと思われます。つまり、先生側にも生徒とのコミュ力が必要になってくるので、そこも大きな課題になってくると思います。

私塾の立場としては、やはり社会貢献をしながらも集客をせねばならないというハードルがある。そこをどこまで市場に対してアピールしていくか、指導手法確立という観点だけではなく、日本の保護者の方々への浸透という大きな課題も見えてきた。
グループ学習には環境を整えることと、教師、生徒共に慣れるということが必要だと思います。いかにそれを順序建てて考えていくかがポイントだと思います。
環境整備という面で、
なかなかまだうまくできていないのが現状です。
今後の課題です。
発問の仕方について、まだまだ経験も少ないため、今後も試行錯誤しながら深めないと難しいと感じました。
『反転授業』にこだわる必要はないのかもしれないと感じました。
一斉授業による20世紀型学習観から脱却し、21世紀型スキルを見据えた学習法を開発、研究していく、というのがみなさん共通の思いなのではないでしょうか?反転授業もそのひとつだと思いますが、
私の感覚では、小学校では反転させて自学してくる内容というのはそんなに多くはないもので、自学の部分がなくても、みんなで調べていく過程でほとんどの内容はおさえられている上に、教授型学習よりも定着し、思考力や表現力も育めていると思います。
愛知、特に三河部では、三河教育研究会、愛知教育大付属の一連の研究で、生徒主体の学びが一般化しています。ところが、高等教育になると、座学という言葉が一般的なほど、教師主体の授業で、自分の子どもの保護者会にしても、中高一貫の連携での授業研究会においても、遅れていることを感じます。まだ、テストを目的としている取り組みだからだと思います。小学校の先生はそのところ、よく研究されているので、このノウハウを高等教育に取り入れていくことが大切だと感じました。
電子教科書の話がでましたが、どなたがチャットで書かれていましたね。小学校から大学までシームレスにつながるものを構築していくこと それが教育界の大きな課題ですね。
以下は当方(スクール経営者)の観点ですが、、、
講師の力量に左右される懸念がありますので、講師のスキル・センスに依存しない運営ノウハウの蓄積や、講師を対象にした勉強会・トレーニングの必要性を感じました。
まずは、後程配信頂けるという今回の動画の視聴を課題に出そうと思います。
同じ学校でもクラスによって、生徒たちの反応も変わる。世の中全体、広範にアンテナを広げ、試行錯誤を永久に繰り返すこととなる。この過程(試行錯誤)自体を楽しめなければ、おそらく続かない。
資料で小さい文字が多いと、
読むほうに意識がいってしまうので、
スライドを表示する場合は、
要点のみにおさえ、後は口頭での
説明が良いのかもしれませんね。あとはPDFをダウンロードしたかったです。
ALと反転授業と一斉授業の流れ図(スライドの一枚目)
あのフロー(矢印方向)って、そんな単純にひけるのかなぁという疑問がありました。ここ、もうすこし整理したいです。
じつは、反転授業で学校でのパート部分は、一斉授業(講義)を含んでいますから、入れ子構造になっていて実際は複雑だと思います。
 参考書の演習問題をベースにしたALをしています。今後は、自由度の高い問題設定を目指すべきだと感じました。桑子先生の「ハイジ」の質問はシンプルなので、生徒が状況を創造し、整理していく力が必要だと感じました。それを乗り越えさえるために学習内容にリアルを感じさせることが有効に働くのだと思います(自分事)。
実社会の問題解決する力は、そのようなリアル感のある世界で演習させることが必要だと感じました。
今までの、先生→生徒・生徒・生徒…は、秩序が保ちやすかったと思います。しかし、そんな先生主導の授業でさえ、秩序を保てず学級崩壊などが起きました。グループワークなど、秩序が保ちにくい形の授業形態において、果たして秩序を保てるのだろうかと思いました。
それで秩序が保てるほど、子供たちの知的好奇心を刺激し、子供たちが課題に本気で取り組むようなら素晴らしいですね。
創造しただけでもワクワクします。

勉強会への感想

小学校や中学校で取り組まれている事例を知りたいです。
とってもおもしろかったです。知的な刺激も受けました!次回も期待しております。ありがとうございました。
・発表者への質問タイムがなかったのが少々残念でした。
次回も楽しみにしております。
素直に面白かったです!
1つの発表は、意外と短く感じました。
多くのチャットコメントに応じ始めると、大変そうです(^^;

ただ、ここで学んだことを自分の中でストックしておき、いざという場面で活かせるようでありたいと思いました!
勉強会の開催、ありがとうございましたm(__)m

これを定期的に開催するのは、すごいですね! いずれ海外のケースもぜひ!
何も知らずに参加させて頂きましたが、非常に勉強になりました。
また機会があれば是非参加させて頂きたいと思います。
非常にありがたいのが、この時間帯での実施です。また、こういう勉強会の大切なところは、「同じ想いを抱いている仲間がいる」という事実を知ることです。会ったことがなくても、皆さんと仲間意識が芽生えました。ありがとうございました。
大変勉強になりました。またお願いします。
いろいろな先生方の状況を聞くことができまして、
とっても参考になりました。ありがとうございました。
反転授業は、非常にハードルが高いと考えており、実現は難しいと考えておりましたが、ゲストの方々の講話を拝聴して、簡単なグループワークから導入するなど、簡単なことからでも始める事が出来る事が分かりました。
特に桑子先生の発問の4つのルールは非常に分かりやすく、生徒のニーズを踏まえてゲーム感覚で行う授業はすぐに実践できるものと感じたため早速次回の授業で導入してみたいと思います。
この時間に話しを聞いたり議論したりできるというのが大変ありがたいです。
これからも学ばせていただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
申訳ございません。
本日は途中参加(30分も)となってしまい、何だか集中できず(これは全く個人的な話で恐縮です)、課題や感想がまとまりません。
ただ、色々実践されている方の試行錯誤の様子、企業の方々の話に対し、先生方がとても好意的に反応されていたことに驚きました。

次回もまた参加させて頂きたいと思います。
ありがとうございました。

この時間、リーガルハイよりおもしろかったです。家でのんびり、姿勢をくずしながら、気楽な気分で学べるのがよかった。
チャットで議論はいかがでしょうか。1人発表が終わってから、田原さんのコーディネートで意見交換があるとおもしろいです。
また、高校の先生が多いようですが、異校種の交流もおもしろいですね。このような機会を与えていただいたことに感謝です。
愛知県設楽町立名倉小 教頭 小学校、中学校理科、特別支援
この場がどんどん盛り上がって、大きな改革につなげたいですね。
思っていた以上の内容でした。
特に、鈴木さんの「社会の変化への対応の観点から。環境の変化と学びの変化についてまとめてみた。」や桑子先生の「質問の4つのルール」は、勉強になりました。
教室でのアクティブラーニングと反転学習との関連性について知りたいと思いました。
ありがとうございました。
あっという間の90分でした。
こういった勉強会があることに感謝の気持ちを覚え、
その勉強会に多くの方が参加されていることに驚きと喜びを感じます。

またよろしくお願い致します。

講義1つ目
地方こそデジタルを活用すると
いう考えはとても大事だと思います。

地域の壁を超えて、オンライン授業を
実施し行う毎に改善して事例に好感を
持ちました。

反転授業は従来の受動的な姿勢を、
能動的な姿勢に替える事が出来る
良いきっかけを与えると思います。

講義2つ目
日本の教育文化は、暗記力が高い人、
点数を要領良く取る人が、良い成績を
おさめる傾向がありように思え、
偏りがひどいなと感じています。

そんな中、このような自主性を伸ばせる
環境があるととても良いと思いました。
こういった文化を根付かせてほしいと思います。

講義3つ目
造り手目線で事を進めると、
受け手のニーズとズレてしまい
反応が薄いという事はよくありますね。

まずは相手の興味がある事から広げ、
引き込んでいく。

この講義はマーケティングの授業
そのものだと感じました。

自分の仕事にも活かせそうです。
勉強になりました。

いつも機会をくださって、ありがとうございます。
私を含めみなさんにとってオンラインでのシェアは大きな学びになっていると思います。
 質問の作り方や活動の仕方などどんどん視野が広がっていくのを感じます。私は、高等学校がで物理を中心に教えている理科教員ですが、一斉授業からALを経由している段階で、次はビデオ教材で定着を図りたいと思っています。
ALを取り入れて、どうしたら生徒に活動的になってもらえるかという点に重点が移ってきたように思います。私のアプローチは、プリントの作り方、小テストの結果の見せ方、復習の仕方、グループワークでのアウトプットなどの展開・活動の工夫を行っています。
次の段階として、もっと自由度を上げて深い思考力をさせる活動を目指したいと思いました。
今回話す側で参加させていただいて、勉強になりました!
またfacebookグループで引き続きよろしくお願いします!
勉強会は、2回とも参加させていただきましたが、どちらも刺激的で、あっという間の90分でした。
この勉強会自体を反転授業にしたらよいと思います。
このような勉強会に参加するような、意識の高い、教育に携わる我々が予習をしないのであれば、子供たちに予習することを要求することは難しいという検証にもなりますし、オンラインでの反転学習が可能かの検証にもなると思います。
次回も期待しています。
よろしくお願いいたします。
11/22デジハリ佐藤先生の研究発表会も楽しみにしています!

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