反転授業オンライン勉強会報告(1)~勉強会を通して分かったこと

10月7日に行った反転授業オンライン勉強会には、100名ほどの方が参加してくださり、勉強会が終わった後もFacebookグループで活発なやりとりがなされています。

オンライン勉強会のまとめはこちら

 

勉強会の振り返りシートの内容を共有し、自分とは異なった視点に触れることで、気づきを生み出せたらと思います。

—–  以下、「勉強会で分かったこと」という問いに対していただいたコメント  —–

予習を1日前にこだわらないこと。
多くの実践者が集い、集合知が形成されたこと。
反転学習という言葉を初めて知りましたが、自分の中でもいろいろなアイデアがいくつか浮かび、とてもためになるものでした。
100人を超える人数の参加であったにも関わらず、思ったよりもずっとインタラクティブに勉強会を進められていて、気付きになりました。ありがとうございました。
・現場の先生方の実践が今どのようなところにあるのか。
特に芝池先生の導入に至る経緯、そして周りの反応や先生の思いが良く伝わってきました。
今小学校や中学校で流行り始めている『学び合い』ととても似ているなと思いました。タブレットを使っての学習は公立小学校の一クラスでは厳しいですので反転授業の手法を取り入れられる部分はしっかり取り入れたいと思いました!!
反転授業の概要、実例、可能性、etc.
沢山の気付きをいただきました!
反転授業の実践例を感じ取ることができました。
反転授業をみんながやったら…想像すると生徒が…
解決策はあるのか?
反転授業に向き不向きの教科ってあるんでしょうか?
芝池先生や横山先生のブログも定期的に拝見したいと思います。
グループワークで仲間はずれのような形になってしまう生徒への対応、私語ばかりになってしまうグル―プができたときの対応など、実際に苦労した体験がないと分からないことが多いと感じました。
イメージがつかめました。
反転授業が学びに有効であると実践している方の話を聞いて納得しました.
具体的な実践事例を知ることができ、授業の様子がわかったのがよかったです。細かな工夫や課題などをシェアすることができたと思います。
芝池先生の
・生徒のやる気を引き出すことの大切さ。
・教員が何をしたいのか?反転授業が先にあるものではない。
というお言葉。また横山さんの
・グループワークが苦手な子もいるという指摘、そして小林先生の
・質問をしてあるいていく、はたらきかけをしていく
・アクションラーニングで学べるということに感銘を受けました。
「反転授業」という言葉は聞いたことがありましたが,どのような形で授業を行えばよいかイメージできませんでした。しかし,今回,実践されておられる先生方からの話を聞くことができて,授業のイメージができました。
・生徒の行動を変容させる質問力を磨く必要がある
・なんのためにアクティブラーニングを実践するかを明確に生徒に伝える必要がある
学校の先生はすべての生徒を満足させるために様々な工夫が必要で大変なんだなぁということ。
先生方もそれぞれ考えながらチャレンジされていることがわかりました。
初めて反転授業の概念を理解しました。単に講義と演習をひっくり返すということではなく、今までの講義中心の授業では出来なかった様々な可能性が広がっているのですね。ファシリテーションが教師の重要な役割になるというのも新鮮です。私は学習塾の人間で、オンライン授業を手掛けていますが、これからの展開の参考になる話が多かったです。
やはり「時間(例えば24時間、あるいは1週間、1ヶ月、1年)の使い方・使わせ方」に対する新しい切り口の一つが反転授業なのかな、という印象を持ちました。
例えば授業時間を受け身にさせない(主体的に過ごす時間を提供する)ための一つの手段、とか・・・。
音声のセッティングが厳しいか。
横山先生 これから期待大
芝池先生
自分らで学ぶ授業 一斉・個別・協同の同時並行すごい 実践者ですね、。
1ヶ月前倒し予習 すごい ジグソー法 ふかめあい→一人で学ぶ
小林先生はどんな質問にも適切に答えてくださっていて凄い。年期が感じられました。
型にはめすぎないこと。臨機応変に。
教師のファシリテーション力、質問力。
予習での課題を教室に持ってきて学ぶ。
進度も速くなる。
直前でなく早めに予習ができると他の教科とのバランスや自分のペースが作れてよいと感じた。
学校現場では、けっこう自由に反転授業を捉えているのだな、と思いました。私塾では、集団を崩すことが収益を左右しますので、反転授業は使い方によっては経営に望ましくないと受け止められることもあります。
ジグソー法など、教科横断的に使える技法について知ることができて、
教え方のスキルのない私にとって、反転授業以外のことについても多くが学べる、とても有意義な時間でした。
WizIQでの半インタラクティブな学び方もとても面白く、参加している感じと見ている感じのバランスが個人的にはちょうど良くて参加しやすかったです。
見よう見まねで反転授業やグループ学習をしていただけだということに気付かされました。何故そうするのか、これを自分の中でしっかりと考えなければ意味がないということが分かりました。
また真似するにも中途半端でした。小林先生の記事にも解答を配布するって書かれていたのに、なんとなく配布をせずに来ていました。手法についても意味を考えて取り組む必要がありそうです。
・物理や数学など正解がはっきりしている教科は取り入れやすいのかもしれない
・学ぶ意識付け、モチベーションの継続のための手段や工夫こそが、指導者側のスキル・反転学習に興味がある教師の方々がこんなにいらっしゃるとは…
ずっとお話したかった芝池先生のお話を聴けたことに感激です。
まだ消化途中なので、これからこの勉強会で学んだことを頭の中で整理していきたいと思います。
・反転授業は良い面もあるけど、生徒に負担増になってしまうのではないかということ。
・まず、反転授業自体を知らなかったのですが、調べたり今回話を聞いたりして、イメージがつかめました
・教師の準備の時間増も考えないといけないのかなと。
反転授業について、深く学びたく参加致しました。
新しい授業スタイルへの抵抗とか、実務者の経験談が良かったです。
個・グループ・全体での接し方など、その場面で使い分けが必要と感じました。
反転授業という発想の転換の目新しさではなくて、その目的である授業における生徒の知識定着や学習活動を活性化させるための工夫が大切だということがわかりました。
反転授業の教材ももちろん重要ですが、教室内での教師の役割について考えさせられました。
 実践者の話が聞けて刺激的でした。自分の実践と比較して考えることができました。実践していく中で感じていることが非常に近く、どのように解決していこうかアイデアをもらえました。
授業で実践していると孤独を感じてしまうことがあります。特にうまくいかなかったと感じる授業では、それを感じてしまいます。しかし、今日は多くの実践する先生方の存在を感じることができてかなり孤独が解消されました。
教師側の不安材料として、チャットの書き込みから「動画を作るエネルギーが掛る」とのことで、反転授業=動画作成 がイメージとしてあると思いました。協働学習重視(問題解決力重視)がしたいから、時間が欲しくて「反転授業」をされているということを知ることが出来、とても参考になった。
1.反転授業は、長い教育実践のうえで確立化していくこと。2.確立化していく過程でリフレクションカードなど、児童・生徒の実態の把握はこまめに行うこと。

3.芝池先生の実践は、私が考えていた教壇の教師と机に座る生徒という関係ではなく、教師にアドバイスを求めたり、生徒同士で疑問を投げかけて解決させる手法が写真や説明を通じてよくわかりました。

「反転授業」という形式がよいのではなく、生徒のやる気を引き出す、生徒主体の授業を作り上げる上での一方策である、ということ。
生徒のグループや教師に、ファシリテーション能力がある程度必要であるということ。
ジグソー法という授業形式。
「反転授業」はうまくいけば生徒が活き活きと学習に取り組む姿が見られる・・・
自分の知らない世界がまた広がったこと
反転授業やジグソーのポイントは時間の確保、主体的な学習、教えることで学ぶ、の三点であるように感じました。
さらに、このうち最も重要なのは二番目ではないかと思います。
会社で資料を拝見しました。
行動プロセスは、QCサークルに近い行動様式ですね。その為、結果が決まっているので、この後どのようにスパイラルアップするかまでは、内容的に少ないですが、自分の意見が問題解決に寄与するので、参加率が上がり、効率的に全体の理解力は深まると思います。このように参加型の授業は面白いし、子供たちが居眠りするのを防ぐにはいいですね。
「反転授業」というのはあくまでツールである、ということ。
ICT+公教育の立ち位置を、改めて見直す機会となりました。

 

このように、多数のコメントをいただきました。これを出発点として、Facebookグループを中心に、理解を深めていきたいと思います。

みなさんは、これを読んで、どのように感じられましたか?

 

■実践されている方、実践を検討されている方、ぜひ、つながりましょう。

159名が参加! Facobookグループ「反転授業の研究」はこちら

※グループに参加希望の方は、田原までメッセージ下さい。

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