ファシリテーション&コーチング講座~明日から役立つコミュニケーションスキル

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「反転授業の研究」は、定期的にワークショップ型のオンライン講座を実施しています。

2015年11月19日からは、8回目となるオンライン講座「ファシリテーション&コーチング講座~明日から役立つコミュニケーションスキル」を実施します。

Link and Create代表の福島毅さんを講師に迎え、福島さんの動画シリーズ「どんぐり教員セミナー」を動画テキストに用い、4週間でファシリテーションとコーチングを演習中心で実践的に学んでいきます。

この講座の特徴は、オンラインでボードミーティングなどの演習を行い、実践を振り返り、気づきを深めていくところにあります。

講師や、共に学ぶ他の受講生や、運営チームの存在も気づきを深めるための助けとなります。

単に理論としてファシリテーションやコーチングを学ぶのではなく、実践と振り返りによりスキルを身につけていく講座です。

これらのスキルは、生徒の主体的な学びを引き出していく上でとても重要なものです。

講師の福島毅さんをはじめ、運営チーム14人の多くがアクティブラーニング型授業の実践者であり、新しい教育を創り出していこうという志を持っています。運営チームと受講者とが一体となった学び合いの場で、お互いに交流しながら、共に成長して行けたらと思っています。

ファシリテーション&コーチングの定義

まず初めに、ここで言うファシリテーションやコーチングを定義しておきましょう。

【ファシリテーション】

組織における会議などでグループ活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援を行うこと。またその手法や技術のこと。その役割を担う人がファシリテーター。

【コーチング】

対話を重ねることを通して、クライアント(コーチを受ける対象者)が目標達成に必要なスキル、知識、考え方を備え、行動することを支援し、成果を出させるプロセスのこと。その役割をするのがコーチ。

ファシリテーションやコーチングのスキルがしっかり身につくと、どのような場面で役立つのでしょうか?

以下で具体的な場面について考えていきましょう。

様々な場面で役立つファシリテーション&コーチングスキル

これを読んでおられるあなたは、教育にたずさわっている方でしょうか、親御さんでしょうか、あるいは組織で上司などマネージャー的な仕事をされている方でしょうか? 誰しもが人と関わってコミュニケーションをとったり、ある種の判断・決断を行い、何かをつくりだしたりしています。

でも、こうした時のコミュニケーションの在り方自体を、しっかり学校教育で習ったという記憶がある方は少数派だと思います。

新しいコミュニケーションのキーワードとして、ファシリテーションやコーチングという言葉があるのをご存知ですか? 具体例を追って見てみましょう。

学校現場で・・

学校現場のお話です。これを目にしている方は、教員や塾講師や運営に関わっている教育業界の方も多いと思います。児童・生徒・学生(以下、生徒)のアクティブラーニング(学習者自身の主体的・能動的な学び)が最近活発化していますが、どんな設問をつくって生徒に問いかけ、学びの道筋を示していき、生徒に積極的に対話の場に持ち込んで授業を進めていくか? その手段に戸惑ってはいませんか?

家庭で・・

家族での役割分担はなんとなく決まっていると思います。しかし、誰が何をすることになっているか、あるいはやるべきかが明確でないと、各自の不満が募ります。やっているべきことをやってくれていない不満です。こうしたときどうするでしょうか? そう、話し合いです。その話し合いは誰がどう取り仕切っていますか?なんとなく立場が強い側が一方的に決めてしまって、そんなはずじゃないのにと思った経験はないでしょうか?

職場で・・

これは、会社組織などでも全く同じことが言えます。
特に組織が大きくなったり、関わる人数が多かったり、あるいは遠くの人や普段合わない人とコミュニケーションを取って仕事をすることも増えてきました。そこでも意思疎通や複数人で何をするか、誰がどうやるかということを迅速に決めなくてはなりません。しかもその場の参加者が納得いく結論がうまく出されなければ、決めたものの実行されないことが多いのではないでしょうか? なんとなくうまくいっていない、それはいやなやつがいるとか、会社そのものが悪いと外向きに指を指すのは簡単です。しかしそれでは問題が解決しないことをあなたは理解していることだと思います。

これらを円滑にするのが、ファシリテーションやコーチングといったスキルです。

たとえば、あなたが教師なら、ファシリテーションやコーチングのスキルは、授業中の生徒とのコミュニケーション、職場の同僚や上司とのコミュニケーション、家庭での家族とのコミュニケーションの改善などに役立つスキルであると考えていただければよいと思います。

オンラインで学ぶメリット

私たちは、オンラインでこの講座を扱っていきます。

オンラインで開催する理由は、以下のことがあります。

1.オンラインのツールが発達し、オンラインにおいても円滑なコミュニケーションを取りながらこれを学べる環境が整ってきたこと
2.忙しい現代人にとって、仕事が終わった夜に自宅からアクセスでき、全国どこからでも会場に出向くことなく参加できること。
3.学習の足跡がオンライン上に残り、後から復習できること。また反転学習方式を取り入れることで、事前の予習を可能にし、受講者のスタートラインの凸凹を揃えられること。

ファシリテーションやコーチングに関する講座は、オフラインでは多くなってきましたが、会場が東京や都市部周辺だったり、休日の昼や平日の夜も、出られないといった方のためには、こうした夜のオンライン講座を設ける必要をわれわれ運営チームでは考えています。

今回の講座の運営は、ファシリテーションやコーチング等の演習を豊富に行っている講師ならびに、そうしたオンライン講座を過去に受講した経験者から編成されています。従って、こうしたオンライン講座を初めて受ける方も何度目かの方にとっても馴染みあるフレンドリーな場になることでしょう。

新しいオンラインでの学び方

オンライン講座というと、動画などを見てひとりで学ぶイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?

また、拘束力が弱いため、オンラインだと最後までやり遂げられないというイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

「反転授業の研究」が主催するオンライン講座は、学習者中心の考え方に基づき、様々な工夫をしており、過去5回の講座では、脱落者が10%以下(そのうち2回は脱落者ゼロ)という驚異的な修了率を達成しています。

その秘密は、ビデオ会議室を使った独自の講座運営方法にあり、オンラインであっても、非常にコミットメントが高まる仕組みになっています。

講座は、Moodleと呼ばれるプラットフォーム内に作られたフォーラムでの非同期の学び合いと、ビデオ会議室を使ったリアルタイムセッションから構成されます。

ビデオ会議室を用いたリアルタイムセッションでは、講座開催中に全部で5回行われ、講師によるレクチャーと、小グループでの演習を行います。

リアルタイムセッションの様子 ※写真は「AL型授業実践者のためのスキルアップ講座」のときのものです。

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その後、リフレクションカードを書き、Moodleへアップし、他の受講者のリフレクションを読む、ことによって更に「振り返り→気づき」を深めていきます。

Moodle内では、受講者と運営ボランティアの5-6名の混成グループをいくつか作り、グループ内でお互いにフィードバックを送り合います。他のグループにコメントしてもOKです。

Moodle内のグループは、毎週メンバーをチェンジするワールドカフェ形式で行います。

 

その他に、週に1度、オンラインの雑談部屋を開きます。まじめなリアルタイムセッションとは違って、飲み物を用意して、リラックスした気分で参加す る雑談部屋では、笑い声が溢れ、本音トークが飛び交います。授業実践に取り組む中で生まれる悩みを雑談部屋でシェアすることで、意外な解決策が見つかるこ ともあります。

雑談部屋があることで、運営チーム、参加者同士の交流が深まっているようです。

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※写真は「ファシリテーションスキル入門」のときのものです。

「反転授業の研究」が主催するオンライン講座には、受講者間の繋がりが深まっていく仕組みがあります。

それは、オンラインであっても、「会っている」「参加している」という実感を感じることができるからかもしれません。

その結果、これまでの講座では、講座終了後も受講者同士の関係性が継続し、多くのコラボレーションや、オンラインの学習コミュニティが生まれていま す。また、また、オンライン講座の受講者として参加した方が、講師、運営、運営ボランティアになっていくという循環も生まれています。

まとめ

  • 授業、家庭、職場のコミュニケーションを改善するファシリテーションやコーチングスキルを学ぶことができる。
  • オンラインでの新しい学び方を体験できる。
  • ファシリテーション&コーチングを継続して学び合える学びの友を作ることができる。

講師紹介

企業や学校教員向けに会議ファシリテーション技術を伝授!

講師 Link and Create 代表 福島毅

fukushima

Link and Create 代表
直感コンサルタント・コーチ
柏市教育研究所 ICT活用推進アドバイザー
一般社団法人 教育共創研究所 上席研究員
柏まちなかカレッジ副学長
気象予報士、防災士、ワークショップデザイナー

 

◇経歴
1962年 神奈川県生まれ。
北海道大学大学院理学研究科(地球物理学専攻)を修了。理学修士。
メーカー勤務(日立製作所)を経て千葉県の教員(理科地学と情報)として23年間勤務。
その後、独立してワークショップや研修を行うLink and Createを立ち上げる。
柏市において、「柏まちなかカレッジ」を立ち上げ、市民でつくる市民のための学びの場づくりも行っている。また、柏のコワーキングスペース「NOB」に て、フューチャーセンターディレクター兼ファシリテーター、各種コーチングやカウンセリング等も行っている。

2013年4月より学校教員向けの研修や学校改革プログラムに着手。
教育委員会や高校を中心とした各種教員研修や教員採用試験の受験塾Teachers College東京校でのファシリテーターを担当。また、現在、教員向けのYouTube動画を使った「どんぐり教員セミナー」を主催し、200本以上の動画をアップロードしている。

◇研修実績

・日本教育大学院大学 教員免許更新制授業担当(平成25年度)
・千葉県教育委員会主催 県立学校等10年経験者研修担当(平成25年度)
・大分県教育委員会 学校CIO、情報化推進リーダー研修(平成26年度)
・熊本県立教育センター コーチング・ファシリテーション研修(校長・教頭・主幹教諭対象)(平成27年度)
・柏市教育委員会主催  柏市小中学校5年経験者研修講師(平成23年度~)
活用型学力を育成するためのワークショップ研修講師(平成23年度~)

・東京都立高校 OJT研修(ICT活用、反転授業、アクティブラーニング) (平成24年度)
・東京都立高校 防災教育研修(防災訓練) (平成26年度~)
・東京都副校長研修ベーシックプログラム(平成27年度)

・一般社団法人 教育共創研究所 上席研究員(セミナー担当) (平成23年度)
・一般社団法人 子供の成長と環境を考える会主催  新人教員研修特別プログラム講師(平成24年度~)
・Teachers College東京校 講師・ファシリテーター担当 (平成26年度)
・チームで学ぶ教員採用試験対策講座 講師・ファシリテーター担当(平成27年度)
・柏市教育研究所 ICT活用推進アドバイザー(平成27年度~)

◇著書
『イントラネット100のアイデア(正高社2000年)』
共著に『教科「情報」実習へのフライト(日本文教出版2001年)』

◇ブログ
教育のとびら
異星人思考法
日本と世界の新しい仕組みの提案

 

情報デザイン教育の研究・実践を通し、新たな学びデザインを構築!

matsushima

運営:松嶋渉(山口県立萩商工高等学校 情報デザイン科長)

山口県の公立高校で教員をしています。教科は商業で主に情報系(プログラミングやWebデザイン)の授業を担当しています。

授業内でAL型授業を始めて4年目になりますが、ファシリテーションの重要性を日々感じています。
どのような授業をしているかについては、昨年実教出版の小冊子に寄稿したものや以前にブログに書いたものがありますので、関心のある方はご覧ください。

ICTを利用した反転授業「ビジネス基礎」→http://www.jikkyo.co.jp/download/detail/69/9992656674

ブログ「授業の在り方について。反転授業やアクティブラーニングなどの取組をどのように取り入れるべきか」
http://watarumatsu.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

最近は、地域の活性化のためのワークショップでもファシリテーターとして参加したり、他の学校や企業とのコラボレーションでもファシリテーターをすることが多くなってきました。今回の講座でも様々な立場の方が参加されると思いますが、多くの方の知見を知見を共有できるようにしていきたいと思っています。

今講座もも前回の講座に引き続き運営として参加いたします。受講生の皆さんの助けになれるように取り組んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

「なぜそうなるの?」を問いかけ続ける深い学びの場づくりを

運営:倉本龍(立命館守山中学校・高等学校・教諭)

倉本龍
滋賀県の私立中高で教員をしています倉本龍(くらもとりょう)です。

「今日の授業を活かすと、明日からの世界は変化している」
をテーマに学習活動を行っています。

また、「1人1台iPad」環境である勤務校では、ICT教育推進や教育研究を担当し、「主体的な学び」を組織として行う旗振り役をしています。

昨年、今回と同じ福島毅さん講師の「アクティブラーニングに使える!ファシリテーションスキル入門」に受講生として参加し、様々な方法やマインドを学びました。
教育に対する価値観が変わった、自分の活動の原点です。

今回は運営の1人として、みなさまの学びを全力でサポートします。

よくある研修会と違うのは…

・全国にともに学ぶ仲間ができます。
・1ヶ月間の長い講座期間中に成長を実感できます。
・主体的に関わることで講座の雰囲気づくりにも参加できます。
・主要都市でしか開かれない最先端の講座を自宅で受けられます。
・オンライン講座を経験し、その方法やノウハウを習得できます。

全員の力を結集して、この講座を共創(co-creation)しましょう!

<個人ブログ>
キューリ.com〜自然哲学者を育む職人になりたい個人の記録
http://s.ameblo.jp/naturalph/

わからない、どうしたらいいの、から学びの次のステージへ

平野貴美枝

運営:平野貴美枝

平野貴美枝です。ニューヨーク市にあるロングアイランド大学ブルックリン校でTESOLの修士を取得。移民の生徒たちに英語を教えていました。帰国後、3校の私立に勤務し、困難校から超進学校まで経験しました。現在、関西大学北陽高等学校中学校英語科教諭。2010プロジェクトの一部として、中学校設立に関わる。All English、多読、ラウンド形式、ICT、等時代の動きを先取りした授業に取り組んできました。プログラミングで全国の先生方を応援するSensei TIPSのco-founder。FAJ(日本ファシリテーション協会)会員。ワールドカフェ、フューチャーセッション、アクションラーニングなどの対話の手法を学びながら、多様でインクルーシブな場づくりに取り組んでいます。京都で活動するJapanese Dialogue Style ‘MANABIAI’オーガナイザー兼ファシリテーター。現在は質問づくりを促進するQFTというメソッドに注目しています。今回は運営ボランティアに初めて挑戦いたします。ドキドキワクワク。Let’s make a big leap forward together!

オンラインでのコミュニティ創りに挑戦中!

tahara

運営:田原真人(反転授業の研究主宰、オンライン教育プロデューサー)

早稲田大学理工学研究科物理学及び応用物理学専攻博士課程中退後、物理の予備校講師に。河合塾などで10年以上教える。『微積で楽しく高校物理が分かる本』など著書10冊。2004年から物理ネット予備校(フィズヨビ)を立ち上げ、動画講義やMoodle、Web会議室を使ったオンライン教育に取り組む。オンラインでの反転授業、ワールドカフェ、ワークショップ、ダイアログなど、オンラインでの場創りに取り組んでいます。

2012年に「反転授業の研究」を立ち上げて以来、オンラインコミュニティの運営を通してファリシテーションとやコーチングの重要性を痛感しています。オンライン講座には、プロデューサーを担当しています。

運営ボランティアのみなさん

「反転授業の研究」が主催するオンライン講座では、運営ボランティアがオンラインでの学び合いの文化を継承する役割を果たしてくれています。運営ボランティアが入ることで、「教える側」「教わる側」という固定化した枠組が崩れ、講座にダイナミズムが生まれています。

運営ボランティアの皆さんとの交流も、この講座の価値の1つだと思います。

青木芳恵

青木芳恵
青木芳恵です。普段は神戸六甲山にある探究型オルタナティヴスクール「ラーンネット・グローバルスクール」のナビゲータとして、子ども達が本来自ら持っている「学ぶ力」を引き出す場作りと授業を行っています。
たくさんの子ども達との関わりの中で、
「人は誰もが自分で成長する力を持っている」事を目の当たりにしてきました。
色んな場で、人が感じる小さな「あ」や「お」というスイッチを、言語非言語問わず形にしていくという学び方に心惹かれています。今回は、ファシリテーショングラフィッカーとして、運営ボランティアに初参加します。溢れる言葉と場を可視化していくグラフィックレコードが、参加される皆さんの小さな「あ」に繋がれば嬉しく思います。

ラーンネット・グローバルスクール
http://www.l-net.com

江藤由布(近大附属高・教諭)

江藤由布
私立高校英語教諭、一般社団法人オーガニックラーニング代表理事の江藤です。

わたしの授業はオリジナルのLEAFとREAPモデルに乗っ取っています。LEAFとは、教科書に依存しない、生教材、オールイングリッシュ、アクティブラーニング、反転学習の頭文字をとったものです。REAPとは、生徒の学びたい、人にいいことをしたいという根っこの想いにリーチし、オーセンティックで創造的な学びを引き起こすアプローチです。

授業は「教えない授業」ですので、高いファシリテーションスキルを要求されます。特に最近は生徒が自律的に学び出し、自分たちでプロジェクトを立ち上げて動き出すなど、自己組織化が始まり、求められるレベルがさらに上がって来ました。この講座では、みなさんと共に、ファシリテーションの種類や手法だけでなく、なぜファシリテーションが必要なのか、その半歩先には何があるのか、実現したい未来とは何なのか、など深い部分まで掘り下げていきたいです。みなさんにお会いするのを楽しみにしております。

一般社団法人オーガニックラーニング
http://www.organic-learning.net/

江藤由布 公式HP
http://yufuetou.wix.com/leaf

加藤久美子

加藤久美子

こんにちは。ボランティアスタッフの加藤久美子です。
ラーニングデザイナー、アドラー心理学親と子の勇気づけSMILE講師、マインドマッププラクティショナー、アルク児童英語講師。教育関係の会社を経営、LMSでの学習を構築しています。

この反転授業オンライン講座でID(インストラクションデザイン)講座を受講し、その後オンラインで学習を続け、ラーニングデザイナーの資格を取得しました。

今回は、2つの目的をもって受講の皆様をサポートしたいと思います。
1つは、オンライン学習に慣れて良さを知っていただくこと。
オンラインというと、人間味がないような思いを抱かれる方もいると思います。しかし、全く違います。受講仲間同士、以前から知っているようなとても良い関係が築けます。
ID講座の時、講師の先生を交えてチャットをしながら、同じく受講生でいらした田原さんとレポート提出の競争をしたこともありました。
今回もライブチャットがありますので、いろいろな意見を交換しましょう!!

もう1つは、ファシリテーションをもっと知っていただくことです。
ファシリテーションは、場の空気を良くします。そして、人が活き活きします。
15年ほど前に知ったものですが、もっと広まってよい技術だと思います。

さて、先日、福島先生の実際の講義を受けてきました。
宇宙の話でしたが、まるで「宇宙人」のようによくご存じでした。
感動した!! 面白かった!!

この面白さを、是非ご体験ください。

ギュンター知枝

ギュンター知枝

みなさん、はじめまして!

運営ボランティアのChie ことギュンター 知枝です。

私は徳島大学のドイツ語の非常勤講師で、パステル和( NAGOMI )アートのインストラクターでもあります。

いわゆる一般教養科目であるドイツ語を通じて、いかに学生が今後役に立つスキルを身につけてくれるか( その為に、最近はアクティブラーニングを取り入れています )

絵を描く人が、私のアイデアの影響を受け過ぎず、いかにのびのびとその人らしい絵が描けるか

これは、私のコーチングおよびファシリテーション能力にかかっていると思います。

そもそも私がコーチングやファシリテーションに興味をもつようになったのは2年ほど前にドイツ語教師としての行き当たりばったりな自分をスキルアップしたいと思ったことからです。

ドイツ語教員の養成研修講座を受講し始め、それと同時期に反転授業の研究Facebookグループに出会い、教育に関わるたくさんの方々とつながっていきました。

反転授業の研究Facebookグループの、月1回のオンライン勉強会に参加したり、オンラインでコンサルティングを受けたり、オンライン講座の運営ボランティアをしたりするうちに

私の中ではオンラインで勉強することが当たり前の選択肢となってきました。

徳島に住んでいる私にとって、東京や大阪で行われる勉強会に頻繁に参加するのは時間的にも金銭的にもなかなかきびしいのが現状です。

それが、オンラインなら家に居ながら参加することができ、仲間の顔を見ながら勉強することができるので親近感もわいて、結果として時間のある時に実際に会って交流することも。

試してみたことの結果を報告しあったり、おすすめの本の情報を交換しあったり、オンラインの学びがきっかけでできた仲間は、私の宝物です。

同業者だけでなく、似たような悩みや疑問をもつ幅広い分野の仲間が増え、その後も交流していける楽しさと心強さを、ぜひみなさんにも味わっていただきたいと思います。

みなさんの学びのお手伝いができるのをうれしく思います(^ ^)

角田愛(ハヤ イングリッシュアカデミー代表)

角田愛

本講座にて、運営ボランティアをさせていただきます、奈良県王寺の英会話スクール

ハヤ イングリッシュアカデミー代表のすみだあいです。

実は、名刺を渡すたびに、いつも同じ質問を受けます。
「なんでハヤ イングリッシュアカデミーなんですか?」

このネーミングをしたのは、「ハヤシ」でもなく、「ハヤオ」でもありません。「すみだ」です。
ハヤ = 88 = 早 = 速 = 流行(る)

縁起のいい末広がりの8
早(ハヤ)く上達する工夫が盛りだくさん
講師の話す英語が速(ハヤ)い
今、一番流行(ハヤ)りの英会話スクール

まさかっ、ダジャレだったの?!

“どこよりも早く上達できる英会話スクール”を作ろう♪
7年前、そんな想いを込めてちょっとダサいネーミングをしました。

生徒さんは4歳から78歳までの幅広い年齢層。
子どもたちにも、保護者の方にも、そして大人たちにも、古き良き都の奈良で英語の楽しさを最大限に利用して、みんなが仲良くなれることに真剣に取り組んでいます。

うちのホームページのブログは、少しでも読むだけで、こんな気持ちになってくれたらなぁと思って書いています。

「もうちょっと英語の練習、続けてみよう。」

「お〜こんな簡単な方法があるのか〜!試してみよう!」

「みんなが頑張ってるから、私も頑張ろう!」 などなど

↓ もしよかったら、こちらからどうぞ。
http://88-english.com/

そして、88(ハヤ)の8を横にすると、∞無限(infinity)。

どんな人にも、そしてどんな組織にも無限の可能性があると信じております。その可能性を引き出すためには、人間関係が一番大切なのは皆さんご存知だと思います。コミュニケーション力さえあれば、どんなことでも成し遂げられる。ファシリテーションとコーチングの両方を一度に学べるこのオンライン講座で学びの伴走をさせていただけること、めちゃくちゃワクワクしています。

それでは皆さまにお会いできること、楽しみにしております♪

坂本保代(株式会社マイクロブレイン)

坂本保代

みなさま、はじめまして。運営ボランティアの株式会社マイクロブレイン坂本保代です。教材作成ツールのイノベーション「白板ソフト」を作っています。

今回初のボランティアをさせて頂きます。学びの伴走者になりたいと思います。
ファシリテーターの存在を知ったのは、6年前だと思いますが、文科省主催の第2回リアル熟議 http://www.mext.go.jp/jukugi/real_jukugi_list.html に参加させていただいた時、
大勢の方に囲まれ、大変ドキドキしながら参加させていただいた中で、ファシリテーターの方がいらして、どんな役割なんだろう?司会者との違いは何?と、頭の隅で「ずーと」気になっていました。

当時のサイトの引用になりますが、「子どもたちを取り巻く変化を踏まえつつ、課題に立ち向かい、そして、より良い教育現場を創りだす知恵と実行力を生み出していくためには、教育現場に関わる様々な当事者の知恵と力を結集していくことが必要です。(中略)実際に集まり、より良い教育現場作りや教育政策等について議論する【リアル熟議】の取り組みが普及するように推進しています。」

ここで、ファシリテーターの重要な役割が分るのですが、それを身に着けるには簡単ではないと思います。是非、一緒に学べたらと思います。私にとって、ファシリテーションとは、7年前のリアル熟議の延長線なんです。問題解決が出来るようになるって、なんて素敵なんでしょう。

相手を尊重し、より良いコミュニケーションを取るための、技術をオンライン講座で自然に身につけましょう。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

永島宏子

永島宏子
キャリア教育コーディネータの永島宏子です。
実験が好きで化学科を卒業後、制御システムメーカーでプログラミング、テクニカルライティングの仕事をしていました。
双子の出産で退職し、子育てのなかで教育に関心を持ち、現在の仕事をすることになりました。
中学生や高校生がざまざまな大人に出会うことで、自分の将来を考えるきっかけを作っていけたらと思っています。
私自身、仕事の中からたくさんの刺激を受けながら、「自ら学ぶ」を実践中です。
AL反転授業で、小林先生、田原さんはじめ多くの方に出会い、これからの教育に可能性を感じました。。
今回はボランティアですが、受講生の皆さんと同じように不安と期待でいっぱいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

松本一見

松本一見
はじめまして。運営ボランティアの松本一見です。
私は現在、留学生に日本語を、日本人に言語学を教えています。
これまで私はいわゆる「日本語教授法」については学校などで学ぶ機会がありましたが、「ファシリテーション」については「見よう見まねでなんとか」やってきました。
しかしながら、「何をどう」したら上手く行くのか、「どんな時に」どんな仕掛け、声がけが必要なのかなど、足りないことはわかっていても、具体的にどう改善していけばいいのかなど、手探り状態から抜け出せていません。
今回の講座で受講者の皆さんと同じ視点で何らかの答えを見つけていきたいと思っています。4週間、どうぞよろしくお願いいたします。

山中貴美

山中貴美
みなさま、はじめまして。運営ボランティアの山中です。滋賀でオンライン英会話スクールを運営しています。

日々、仕事でも家庭でも悩みはつきません。昨年、ファシリテーション、という言葉を知って、これはもしかして悩みを解決してくれる救世主ではないか、と思い本を読んでみましたが、やはりなかなか自学自習では、質問があってもできず、うまく学べませんでした。

それが、この度、わたしの人生に革命的な変化をもたらしたオンライン講座で、ファシリテーションとさらにはコーチング講座が開かれると聞き、すぐに参加することに決めました。

日本中の学者者とつながることができ、質問し放題のオンライン講座と、ファシリテーション、コーチング講座とのコラボです。期待しないわけにはいきません。

みなさまと、学びを追求できるのが本当に楽しみです。
どんな出会いがあるでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
世界かきっと違って見えますよ。

ワークショップ形式で学ぶオンライン講座

この講座は、解説動画、Moodleでのフォーラムセッション、GotomeetingやZoomなどのWeb会議システムによるリアルタイムセッションを組み合わせて、4週間のオンライン・ワークショップ形式で行います。

【対象】

ファシリテーションとコーチングに関心があり、コミュニケーションスキルを改善したいと考えているすべての方

※アクティブラーニング型授業の定義については、このページの最初をご覧ください。

【受講前に準備していただきたいもの】

(1)Webカメラとマイク付の端末

リアルタイムセッションでは、各自がビデオチャットで参加しますので、Webカメラとマイクがついたパソコン、または、タブレット端末をご用意ください。

※Webカメラがなくても講座に参加可能ですが、ご用意いただいたほうが、より参加度が高まり、楽しめると思います。

(2)パソコン

インターネットに接続可能なパソコンをご用意ください。Moodleのフォーラムセッションに課題を提出していただくのに必要となります。

(3)テキスト

どんぐり教員セミナーの動画を教材として使用します。

【事前学習】

次の動画を視聴しておく。

どんぐり教員セミナー034″FCの存在意義と基本事項(ファシリテーション・コーチング基礎2)”

どんぐり教員セミナー035″傾聴とは(ファシリテーション・コーチング基礎3)”

【講座の進め方】

11/17,18 GoToMeetingとzoomの接続テスト

11/19 オープニングセッション&自己紹介

【講座の到達スキル目標】

★1 授業運営に関して(必須レベル)
・生徒(児童・学生)への問いかけや呼びかけの言葉やイメージがつかめるた。
・生徒のグループ学習の進行に自信が持て、運営に安定感がでるようになった。
・生徒とコミュニケーションや心の交流が以前より持てるようになった。

★2 職場における雰囲気や合意に関して(必須レベル)
・上司との意見調整や同僚との会議にファシリテーションをある程度導入することができた。特に自分が会議の進行役(ファシリテーター)を実際につとめたり、アジェンダ提案、会議のレコーディング・まとめなどをするようになった。
・コーチングによる関わりがある程度できるようになり、人の可能性を発見し高めることができた。

★3 その他のスキル(プラスアルファ)
・意見対立したときにも、双方の満足があるような第3案を促したり、合意形成に至る回数が増えた。
・オンライン上のコミュニケーションをスムーズに行うことができた。

当講座では、ファシリテーションやコミュニケーションスキルに関する基本的なレクチャーおよび演習をオンラインで行います。

1.相手(会議など複数の場合は参加者)の声に耳を傾ける傾聴する
2.相手を承認する
3.意見やアイデアを発散させたり収束させる
4.質問を考える、適切なタイミングで質問を投げかける

実際にはこうした概念についてのレクチャーを予め動画で理解し、理解を深めるためのディスカッションや質疑応答、講師や参加者の経験を共有し互いに学んでいく方法を取ります。予習時間は、最大30分程度です。

全部で5回で構成されています。おおよその構成は以下を予定しています。

第1回 ファシリテーション・コーチングの基本スキルについて

まずは、オンラインツールを使った学び方に慣れるところから始めます。オンラインで初めて学ぶ方、経験者の方も含めてのオリエンテーション、ファシリテーションやコーチングの基礎技術を学びます。また参加者同士を互いに知る交流の場面を設けます。

第2回 ボードミーティングでファシリテーションを体験しよう

「傾聴」「観察」「承認」などの基本スキルをおさらいし、実際にボードミーティングを通して体験的にファシリテーションを学んでいきます。

第3回 ボードミーティングを改良しよう。

関係がこじれている場合や、少しハードな場面でも納得いく結論を参加者が導けるような、より高度なファシリテーションスキルについて、シナリオを使ったミーティング体験をしたり、質疑応答を通して学びます。

第4回 コーチとしてまわりをサポートしてみよう

人は問われると考えます。そして動き出します。
逆に響かない問いでは動きませんし、防衛・逃げを起こします。
変革をドライブする問いとは何でしょうか? どうやってつくり、どのタイミングで使うのでしょうか? 実際のコーチング場面を想定してコーチングについて学びます。

第5回 コーチングスキルを磨こう&エンディング

学んだコーチングスキルを活かして、現場を活気づけるコーチングについてさらに演習していきます。場面を想定してグループでコーチング演習します。また効果的な振り返り(リフレクション)方法についても学びます。

Q&A

Q リアルタイムセッションに参加できない日があるのですが大丈夫ですか?

A リアルタイムセッションは、翌日以降、録画動画が見れるようになりますので、そちらで確認していただくことができます。

Q パソコンが苦手ですが、サポートはしてくれますか?

A 運営がテクニカルサポートを担当します。Moodleの使い方や、GoToMeetingやzoomの使い方については、動画マニュアルを配布しますので、それに従って操作してください。操作方法が分からないときは、いつでも相談してください。接続トラブルについても対応します。ソフトの使い方については、担当者がサポートします。

Q 教師ではないのですが、申し込むことはできますか?

A 様々な場面でのコミュニケーションスキルを改善するための講座ですので、受講対象は教師に限定していません。

Qリアルタイムセッションには、iPadから参加できますか?

A GoToMeetingやZoomは、iPadから参加可能です。あらかじめアプリをダウンロードしておく必要があります。詳しくは、こちらをご覧ください。

受講者へのプレゼント

toku1 ハードな場面で合意形成するファシリテーション虎の巻PDF


すんなりいかない手ごわい会議の場をハンドルし、支援するためのファシリテーションのマル秘のテクニックを特別に公開します。講師が行ってきた合意形成ワークショップや最新の合意形成に関する知見を凝縮してあります。

toku2 オンラインワークショップ運営の手引き


ビデオチャットとLMSを連携させて、オンラインで勉強会やワークショップをやっている田原真人が、運営のノウハウを資料にまとめてプレゼントいたしま す。様々なツールを実際に試した結果、分かったことや、リアルのワークショップとは違ったオンラインの難しさを解消するコツなど、あなたの活動を広げるの に役立つノウハウです。

お申込み

講座名:ファシリテーション&コーチング講座~明日から役立つコミュニケーションスキル~

申し込み締め切り:2015年11月17日(火)

定員:28名 (定員に達し次第、締め切ります)

開講期間:11月19日(木)~12月17日(木)

※4週間の講座期間中にGoToMeetingによるリアルタイムセッションを5回行います。

リアルタイムセッションの日程:

11/19(木) 21:30-23:00 第1回 ファシリテーション・コーチングの基本スキルについて

11/26(木) 21:30-23:00 第2回 ボードミーティングでファシリテーションを体験しよう

12/3(木) 21:30-23:00 第3回 ボードミーティングを改良しよう。

12/10(木) 21:30-23:00 第4回 コーチとしてまわりをサポートしてみよう

12/17(木) 21:30-23:00 第5回 コーチングスキルを磨こう&エンディング

この他に雑談ルームを4回開催します。

受講料:32,400円(税込)

※満員御礼 : お申し込みを締め切りました。

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