第15回反転授業オンライン勉強会のお知らせ
第15回反転授業オンライン勉強会についてお知らせします。
日時:12/28(日) 21:30-23:00
場所:オンラインルーム WizIQ
参加費:無料
登壇者:山崎進さん(北九州市立大学)
タイトル:変化の激しい時代に生き残れる工学部学生を育てる二つのアプローチ
※これまでは、第1部と第2部に分け、第1部では二人の方に25分ずつお話をしていただき、第2部ではビデオチャットによるグループワークという形式をとっておりました。
しかし、「もっとじっくり話を聞きたい」「もっとじっくりグループで話をしたい」というご要望があったので、登壇者を一人にし、グループワークの時間も長くすることにしました。
今回は、第1部と第2部に分けずに、途中で、sgMeetingというテキストベースのチャットミーティングのシステムを使い、グループワークを行います。
変化の激しい時代に生き残れる工学部学生を育てる二つのアプローチ
【プロフィール】
北九州市立大学でプログラミングを教えています,ティーチャープレナーを志す 山崎 進 です。ティーチャープレナー(Teacherpreneur: 教師事業家) とは,ビジネスにおけるアントレプレナー(起業家)と同じように,教育現場の最前線に立ちながら,あらゆる手を尽くして教えるリーダー的存在のことです。主に情報系科目へのインストラクショナル・デザイン (ID) による授業づくりをしています。私の授業は,一斉講義をほとんどしない,学生が手を動かして学ぶことが中心のスタイルが特徴です。反転授業は2012年度から,アクティブ・ラーニングは2013年度から実践し始めました。
【内容】
技術や社会が急速に変化する時代において,工学部の大学生に身につけさせたいことは何でしょう? 細かくは分野によって違いがありますが,大筋では次の3つは分野を超えた共通の願いとして合意できるのではないでしょうか。
1. 「とことん調べる」「旺盛な知的好奇心を持つ」といった主体的に学習する姿勢
2. 「最低限,基礎的な言葉・概念・原理を知っている」という基礎となる知識と技能
3. 「知っている基礎的な原理を組み合わせて応用する」「ものをつくれる」という基本的な応用技能
今回紹介する授業科目「コンピュータシステム」では,この願いを形にすべくデザインしました。最重要考察ポイントは「原理を理解するとはどういうことか?」です。この考察を元に,「直観的にイメージさせる」「専門用語を暗記させる」という2つの異なるアプローチを併用しました。オンライン勉強会では「コンピュータシステム」の授業づくりについて,「なぜそのようなデザインにしたのか」という観点を踏まえながら解説します。
ちなみにタイトルにある2つのアプローチとは「インストラクショナル・デザイン(授業設計)/アクティブ・ラーニング(能動学習)」「直観的にイメージさせる/専門用語を暗記させる」の2つの意味合いがあります。具体的にどんなアプローチなのか,包み隠さずお話ししますのでお楽しみに。
もう1つ,この勉強会を通じて語りたいのは,教師としてのキャリア,つまりこの科目の開発を通した私自身の成長の過程についてです。最初からこの境地に到達していたわけではなく,多くの悩みや紆余曲折,挫折を経ています。それを正直に伝えることで,みなさんが一歩踏み出す勇気になるのであればと願っています。
紹介動画
江藤由布さんによる紹介ビデオです。
山崎進さん紹介(2014-12-12 16.37) from eigotokka on Vimeo.
ギュンター知枝さんによる紹介ビデオです。
このような紹介ビデオを作ってくださる方、大募集中です!!
お申し込み方法
(1)このページからお申し込みください
(2)自動返信メールに参加方法が書いてありますので、指示に従って参加してください。
※自動返信メールの内容
【入室準備】
Windowsの場合は、下記のページからデスクトップアプリをダウンロードしてインストールしてください。
http://www.wiziq.com/desktop
iPadからの参加の場合は、WizIQのアプリをインストールして下さい。
Macの場合は、ブラウザで直接ルームのURLにアクセスしてください。うまくつながらない場合は、ブラウザを変えてみてください。
自動返信メールに書いてあるルームのURLをクリックすると、「Launch Class」というボタンが現れますので、それをクリックしてください。
Screen Nameの記入を求められますので、お名前を入力してください。
【入室方法】
上記の準備を終えた後、自動返信メールに書いてあるURLをクリックすると、自動的にWebルームにつながります。
初めて参加する方は、以下の動画をご覧ください。
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