福島さんのファシリテーションの「秘伝のたれ」とは?

田原です。こんにちは。
 
今回は、言葉で表すことが難しいことを伝えることに挑戦してみたいと思います。
 
みなさんは、
 
優秀なコーチ、
優秀なカウンセラー
優秀なファシリテーター
 
などと、対話したことがありますか?
 
僕は、彼らと対話した後、「心が大きな体験をした」という感覚がありました。
 
そして、そこで話したことが、ずっと心の中に残っていて、その影響で、自分の心が動くパターンが変化したという感覚がありました。
 
彼らから共通して感じたのは、
 
・自分を受け入れてくれているということ
・自分に興味を持ってくれているということ
 
これらによって、心の防御が外れてオープンになったときに、いろいろな質問・疑問について一生懸命、一緒に考えました。
 
そして、その問いに導かれるようにして、いっしょに見つけたものは、自分に行動パターンを変化させるほどのインパクトを、自分の心のメカニズムに与えたのです。
 
 
最初に経験したのは、ワールドカフェのファシリテーターであるシンガポール人のSamantha Tanさんの自宅にお邪魔したときです。
 
大きな円卓に座ってランチをごちそうになった後、ソファーに座りながら話をしました。
 
日本の教育のことや、自分自身がやっていることを話しているうちに、Samanthaさんから、いろいろな質問が投げかけられて、それについて考えたり、答えたりしているうちに、どんどん思考が深まっていく感覚がありました。
 
シンガポールからの帰りの飛行機の中で、自分がしてもらったことについて、ずっと考えていたのをよく覚えています。
 
 
このような「心の体験」が、オンラインでも起こるのかどうか。
 
それを試すために、小林昭文さんといっしょに、オンラインのアクション・ラーニングの実験を行いました。
 
ビデオ会議システムを使ったアクション・ラーニングで、「心の体験」ができるのか?

カウンセラーやファシリテーターの魔法が、オンラインでもかかるのか?

それを試してみたのです。
 
小林さんがコーチになり、チームでギュンター知枝さんの課題について、お互いに気づきを促す質問をするセッションを行いました。
 
その結果、やはり、「心が深い体験をする」ということが起こりました。

実験は成功でした。
 
オンラインでもできるという確信が生まれました。

 
 
前回行ったAL型授業のオンライン講座は、実験の成功を踏まえて、ビデオ会議システムとムードルでのフォーラムセッションをやる中で、アクション・ラーニングと同様の効果が生まれるように小林さんが設計しました。
 
 
講座を終了したあと、それが行動の変化につながった人が多かったことから、小林さんがオンラインに作った場が、力を発揮したのだと思いました。
 
 
このように、優れたファシリテーターは、場をデザインして、参加者に「心の体験」をさせることができます。
 
 
そして、それは、オンラインでも可能です。
 
 
今回の「ファシリテーションスキル入門」のメイン講師である福島毅さんも、また、優れたファシリテーターの一人です。
 

数多くの対話セッションや会議、ワークショップを運営している経験豊富な方です。
 
 
そして、前回のAL型講義のオンライン講座には、自ら、お金を払って、オンラインでの場創りについてのノウハウを学ぶほど、勉強熱心な方です。
 
 
だから、今回の「ファシリテーションスキル入門」で、福島さんがオンラインに作る場でも、参加者の気づく力が強まり、たくさんの「心の体験」が起こるのではないかと確信しています。
 
 
さらに、今回は、福島さんの合意形成に関する研究から生まれた、まさに「秘伝のたれ」ともいうべきノウハウも、参加者のみなさんに伝授します。
 
それは、
 
「合意形成が難しい場合のファシリテーションのやり方」
 
です。
 
 
それは、どんなものなのか福島さんに質問したのですが、
 
「口で説明しても、なかなか伝わらないものなんですよ。」
 
という回答が返ってきました。
 
 
ワークショップの第4週に合意形成が難しいテーマについて話し合ってもらい、その後、その経験を踏まえた振り返りを経て、福島さんから「秘伝のたれ」が伝授されます。 
 
 
僕自身は、この「秘伝のたれ」を理解することを、とても楽しみにしています。

きっと受講してよかったと思っていただけるようなものなのでは、ないかと思っています。(そうですよね。福島さん!)
 

本日(28日)24時が申し込みの締め切りです。
 
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